財務総合政策研究所・IMF財政局・アジア開発銀行研究所(ADBI)は、「Fiscal Policy after the COVID-19 crisis: Toward a Resilient, Inclusive, and Digital Future in Asia」をテーマとして、政策担当者や有識者を集めたセミナーを6月22日(水曜日)および23日(木曜日)にオンラインで開催いたしました。
21ヵ国の財政当局者等が参加し、アジア各国におけるCOVID-19後の財政の信任強化、持続可能な開発目標(SDGs)達成のための資金調達ニーズ、およびの政府活動のデジタル化について、IMFや世界銀行等の国際機関が行っている支援及びアジア各国の取組事例を踏まえ、政策的観点から議論が行われました。
【日時】: | 2022年6月22日(水曜日)、23日(木曜日) 各日11時〜13時(日本時間) |
【場所】: | オンライン(Zoom) |
【参考】: | アジェンダ(英語(PDF:534KB)) |
【1日目】
歓迎挨拶 |
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11:00AM – 11:10AM |
Vitor Gaspar(IMF財政局局長) Juan Toro(IMF財政局副局長) 栗原毅(財務総合政策研究所長) |
オープニングプレゼンテーション: Macro-Fiscal Challenges in Asia—An Overview (PDF:395KB) |
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11:10AM – 11:25AM |
Sanjaya Panth(IMFアジア太平洋局副局長) |
事務局説明事項およびフォトセッション |
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11:25AM – 11:30AM |
事務局 |
セッション1: 財政の信認強化 |
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11:30AM – 12:10PM |
議長:吉野直行(慶応義塾大学名誉教授)
発表: Paolo Mauro(IMF財政局副局長) 宮本弘暁(東京都立大学教授) Delphine Moretti(IMF財政局地域アドバイザー)
ディスカッション及び質疑応答 |
12:10PM – 12:15PM |
休憩 |
セッション2: アジアにおける財政枠組み(Fiscal Framework)に関するラウンド・テーブル・ディスカッション |
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12:15PM – 12:55PM |
議長:John Beirne(ADBIリサーチ副部門長)
発表: 上田淳二(財務総合政策研究所総務研究部長) Md Farishzan Ismail (マレーシア財務省財政経済局プリンシパル・アシスタント・ディレクター)
ディスカッション及び質疑応答 |
【2日目】
セッション3: 持続可能な開発目標 (SDGs)達成に向けた資金調達ニーズ |
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11:00AM – 11:50AM |
議長:片山健太郎(IMF財政局審議役)
発表: [1]包括的な成長を実現する方法について(PDF:1547KB) Valerie Cerra(IMF財政局アシスタント・ディレクター) [2]アジアにおける国家財政の統合的な枠組みについて(PDF:486KB) Thomas Beloe(UNDPサステナブル・ファイナンス・ハブ、プログラム・チーフ) [3]戦略的な開発資金調達に向けたマクロ経済の長期フレームワークついて(PDF:470KB) Dora Benedek (IMF財政局副部長)
ディスカッション及び質疑応答 |
11:50AM – 12:00PM |
休憩 |
セッション4: 政府活動のデジタル化 |
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12:00PM – 12:50PM |
議長:伊藤隆敏(コロンビア大学教授兼政策研究大学院大学教授)
発表: [1]公共財政管理(PFM)のデジタル化に向けた国際的な取組みについて(PDF:402KB) Moritz Piatti(世界銀行シニアエコノミスト) Maun Prathna(カンボジア経済財政省事務局次長兼FMISプロジェクトマネジメント常任副議長) Baatarsuren Batsaikhan(モンゴル国税本庁リスクマネジメント局長)
ディスカッション及び質疑応答 |
閉会挨拶 |
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12:50PM – 13:00PM |
園部哲史(ADBI所長) 河内祐典(財務総合政策研究所副所長) |