財務総研トピックス

11月の国際交流

11月20日(水曜日)〜21日(木曜日) :The Fifth Tokyo Fiscal Forum −G20の成果:アジアにとっての意義−

財務総合政策研究所・IMF財政局・アジア開発銀行研究所(ADBI)は、G20財務トラックの成果である「質の高いインフラ投資」と「高齢化が財政政策に与える影響」をテーマとして、政策担当者や有識者を集めたフォーラムを11月20日(水曜日)及び21日(木曜日)に、東京(東京プリンスホテル)で開催いたしました。

19ヵ国の財政当局者等が参加し、国家や事業主体の債務の持続可能性を確保しながら、いかに効果的・効率的に公共投資を実施していくか、高齢化が進展する中でいかに財政の持続可能性を維持するのか、IMF, 世銀, ADB, OECDといった国際機関が行っている支援及びアジア各国の課題と取組事例を踏まえ、政策的・学術的観点から議論が行われました。


集合写真
【集合写真】
〇11月5日(火曜日)から11月9日(土曜日):中国出張(広州・深セン・海口)
DRCとの共同研究 ワーキングミーティング及び広東省深セン市・海南省海口市視察

財務総合政策研究所(以下、財務総研)では、研究交流活動として2018年4月から中国国務院発展研究センターマクロ経済研究部(以下、DRC)と、「人口構成の変化のマクロ経済的帰結と財政の持続性」というテーマの下、共同研究を行っています。

今般、所長以下財務総研は、広州市で開催されるワーキングミーティングに出席しました。また、DRCとともに深セン市を訪問し、デジタル・イノベーションに関する企業の視察及び意見交換を行いました。その後、海口市では、中国海南改革発展研究院(以下、CIRD)等を訪問し、同国の経済情勢等について意見交換を行いました。


  • 2019年11月5日(火曜日)から2019年11月6日(水曜日) 中国・広東省広州市
  • 2019年11月6日(水曜日)から2019年11月8日(金曜日) 中国・広東省深セン市
  • 2019年11月8日(金曜日)から2019年11月9日(土曜日) 中国・海南省海口市

広州でのワーキングミーティングの写真
【広州でのワーキングミーティングの様子】
ワーキングミーティングでの大鹿所長挨拶の写真
【ワーキングミーティングでの大鹿所長挨拶】
深センでの意見交換の模様の写真
【深センでの意見交換の様子】
CIRDとの集合写真
【CIRDとの集合写真】

〇11月25日(月)から11月28日(木):ミャンマー中小企業金融支援 第2期・第3回 セミナーの開催等

財務総合政策研究所は、(株)日本政策金融公庫国民生活事業本部の協力の下、ミャンマー経済銀行(MEB)等に対して中小企業金融に関する技術協力を行っています。今般、ミャンマー(ネピドー)において第2期・第3回セミナーを開催し、MEB内でのトレーナー育成を目的とし、40名の参加者に向けて、中小企業向け融資審査ノウハウや人材育成に関する講義を実施いたしました。

また、ミャンマー計画・財務省において、Maung Maung Win計画・財務副大臣との意見交換会を実施するなど、現地政府および関係機関との面会等を実施いたしました。


ネピドーでのセミナーの様子計画・財務副大臣との面会後の集合写真
【ネピドーでのセミナーの様子】【計画・財務副大臣との面会後】
〇11月29日(金曜日):来日したオチロフ・ウズベキスタン投資対外貿易大臣補佐官
及びファジロフ・ウズベキスタン駐日大使と大鹿所長の面会

大鹿所長は、財務総合政策研究所が知的支援を実施しているウズベキスタン金融財政アカデミー(BFA:Banking and Finance Academy、以下「BFA」)の初代院長でもあるオチロフ・ウズベキスタン投資対外貿易大臣補佐官及びファジロフ・ウズベキスタン駐日大使と面会し、BFAに対する支援や周囲の経済改革の状況等について意見交換を行いました。


意見交換の様子
【意見交換の様子】

11月の研究会等

〇11月15日(金曜日):「人口減少と経済成長に関する研究会」第1回会合

財務総合政策研究所では、人口減少社会の中で経済の生産性を高め豊かな社会を維持していくために、企業・産業、労働市場、グローバル化などの分野で、どのような対応が考えられるかについて研究・調査を行うことを目的として、「人口減少と経済成長に関する研究会」(座長:土居丈朗(慶応義塾大学教授、財務総研特別研究官))を開催することとし、11月15日に第1回会合を開催しました。


       報告 :

 
       講演 :
「人口減少の下での経済成長〜平成時代の構造変化から見えてくるもの〜」
 小野 稔 財務省財務総合政策研究所副所長

「国運の分岐点」
 デービッド・アトキンソン 株式会社小西美術工藝社代表取締役社長

デービッド・アトキンソン氏の写真
【デービッド・アトキンソン氏】

11月のセミナー等

職員トップセミナー

財務総合政策研究所では、幹部職員向け研修の一環として、様々な分野でご活躍されている方を講師にお招きして「職員トップセミナー」を開催しており、今月は以下のとおり実施しました。

冒頭、大鹿所長から主催者を代表して挨拶を行いました。挨拶では、財務省は現在、組織を挙げて国民からの信頼を回復すべく組織風土改革に取り組んでいることに触れつつ、今後、政策の企画立案能力、遂行能力をさらに高めるため、講師の長年の作家活動を通じて直視された経験や知見を踏まえ、リーダーシップの在り方等についてメッセージを賜りたい旨述べました。また、その後のセミナーでは講師と出席者による活発な意見交換が行われました。


11月11日(月曜日)
演題 :
講師 :
 
「地中海文明から見た令和の日本」
塩野 七生(作家)
塩野七生氏の写真
【塩野 七生 氏】

ランチミーティング

財務総合政策研究所では、財務省の政策立案に資する観点から、広範囲に亘り内外から有識者をお招きし、先端的な情報を聴取しております。11月は、以下のとおり開催しました。

11月22日(金曜日)
演題 :
講師 :
 
「移民・AI は日本を変えるか」
翁 邦雄(法政大学大学院政策創造研究科 客員教授)
翁邦雄氏の写真
【翁 邦雄 氏】
11月28日(木曜日)
演題 :
講師 :
 
「サイバー脅威への国家の対応」
土屋 大洋(慶應義塾大学総合政策学部 学部長)
土屋大洋氏の写真
【土屋 大洋 氏】

研究報告会

財務総合政策研究所では、ディスカッション・ペーパーをはじめとした研究発表会等のため、研究報告会を開催しております。

11月は以下の通り開催いたしました。




11月8日(金曜日)
演題                    :
発表者                :




コメンテーター :
 
 「広島国税局における管理会計実践、組織間管理会計等について」
 大西淳也(財務総研客員研究員)
 竹本隆亮(税理士・元広島国税局課税第二部長)
 小林重道(税理士・元岡山東税務署長)
 奥迫仁則(税理士・前広島東税務署長)
 梅田 宙(高崎経済大学経済学部専任講師)
 柏木 恵(財務総合政策研究所客員研究員)
 藤野 雅史(日本大学経済学部教授)

客員研究員発表会

11月22日(金曜日):シバイ・ビライハン氏(ラオス財務省財政政策法律局課長)

財務総合政策研究所に実務研究員として在籍しているシバイ・ビライハン氏が、11月22日(金)、「Improving Domestic Revenue Mobilization in Lao PDR」というテーマで研究発表を行いました。


研究発表会の模様
【研究発表会の様子】

11月の刊行物

DP(ディスカッション・ペーパー)
題名・執筆者要約
組織間管理会計についての論点の整理(PDF:1361KB)
財務省財務総合政策研究所客員研究員
大西 淳也
高崎経済大学経済学部専任講師
梅田 宙

本稿ではまず、組織間管理会計に関する議論がどのように展開されてきたかを概観する。そして組織間管理会計と隣接する分野の議論を押さえた上で、行政のどういう分野で組織間管理会計を考えていくことができるのか、将来の検討に向けた予備的な考察として簡潔に述べる。

 

フィナンシャル・レビュー
題名要約
令和元年(2019年)第5号(通巻第140号)
特集「現代国際社会における自由貿易に関する条約体制の諸相」

地域主義が拡大し影響力を増している現状を受け、地域的な条約体制にどのような意義と課題があるのか、またそうした地域的な条約が、第二次世界大戦後のGATT/WTO体制により牽引されてきた普遍的な条約体制にどのような影響を与えうるかを、多様な角度から検討する。

財務総研トピックス(月別)