2 財政はどのくらい借金に依存しているのか

  • 2023年度予算の国の一般会計歳入114.4兆円は、(1)税収等と(2)公債金(借金)で構成されています。
  • 現在、(1)税収等では歳出全体の約2/3しか賄えておらず、残りの約1/3は、(2)公債金(借金)に依存しています。
  • この借金の返済には将来世代の税収等が充てられることになるため、将来世代へ負担を先送りしています。
  • (1)「税収等」:所得税、法人税、消費税等の税による収入とその他の収入
  • (2)「公債金」:歳入の不足分を賄うため、国債(借金)により調達される収入

図・2023年度の国の一般会計歳入に占める公債金の割合は31.1%、35.6兆円ある。