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フィナンシャル・レビュー
令和2年(2020年)第2号(通巻第143号)

令和2年6月発行

目次

 

<特集>デジタル経済と税制の新しい潮流

 

 序文(PDF:1405KB)

森信 茂樹

(東京財団政策研究所研究主幹/財務省財務総合政策研究所特別研究官)

 シェアリング・エコノミー,ギグ・エコノミーの発達と税制 の課題

本文(PDF:1017KB)

  1. ローマ数字1.拡大する新しい経済―シェアリング・エコノミー,ギグ・エコノミー  
  2. ローマ数字2.ギグ・エコノミー,ギグ・ワーカーの特色
  3. ローマ数字3.プラットフォーマーの機能と税制
  4. ローマ数字4.ギグ・ワーカーの税制上の課題
  5. ローマ数字5.ギグ・エコノミーに対応した税制の構築
  6. ローマ数字6.最後に−デジタル経済にふさわしい税制とシステムの整備を

森信 茂樹

(東京財団政策研究所研究主幹/財務省財務総合政策研究所特別研究官)

 付加価値型取引税の提案

本文(PDF:429KB)

  1. ローマ数字1.はじめに
  2. ローマ数字2.新しい経済環境に対する課税の在り方
  3. ローマ数字3.付加価値型取引税の制度設計
  4. ローマ数字4.付加価値型取引税の効果
  5. ローマ数字5.おわりに

佐藤 主光

(一橋大学経済学研究科教授)

 変遷するグローバルビジネスから見たデジタル経済課税ルールの課題

本文(PDF:496KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.2015 年行動1 の最終報告草案への対応(2014.4.14 付 BIAC コメントを中心に)
    3. ローマ数字3.2018 年中間報告に至る取り組み
    4. ローマ数字4.2020 年最終報告に向けたビジネスの取組み
    5. ローマ数字5.2020.1 末の包摂的枠組承認文書後のビジネスの関与

青山 慶二

(21 世紀政策研究所研究主幹/千葉商科大学大学院客員教授)

 国際課税における新たな協調枠組の分析
――税のグローバルガバナンスをめぐる議論

本文(PDF:352KB)

    1. ローマ数字1.導入
    2. ローマ数字2.金融危機以降の国際課税の発展
    3. ローマ数字3.新しい枠組みの特徴
    4. ローマ数字4.結びに代えて

吉村 政穂

(一橋大学大学院法学研究科教授)

 租税競争への対抗と第2 の柱(Pillar Two)

本文(PDF:585KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.「第2 の柱」の概要
    3. ローマ数字3.最低税率・租税競争を巡るこれまでの国際的な議論
    4. ローマ数字4.「第2 の柱」の経済的背景
    5. ローマ数字5.「第2 の柱」の政策的な意義
    6. ローマ数字6.社会的な背景
    7. ローマ数字7.おわりに

陣田 直也

(財務省主税局参事官)

 国際的な課税権配分をめぐる新たな潮流と展望について
――国際連盟時代以来の伝統を踏まえて

本文(PDF:568KB)

    1. ローマ数字1.本稿の流れ
    2. ローマ数字2.現行国際租税法の大枠の確認
    3. ローマ数字3.arm’s length からの逸脱(軽度),arm’s length からの逸脱(重度)
    4. ローマ数字4.法人税と付加価値税との比較

浅妻 章如

(立教大学法学部教授)

 デジタル経済への途上国の視点
―国連を中心として―

本文(PDF:446KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.経済のデジタル化への途上国のスタンス
    3. ローマ数字3.国連モデル条約と経済のデジタル化に伴う課税上の問題
    4. ローマ数字4.課税と通商・投資ルール等との関係
    5. ローマ数字5.途上国にとって望ましい課税アプローチ

本田 光宏

(筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群教授)

 タックスヘイブンとの闘いと国際租税法
―新課税権とグローバルミニマム税―

本文(PDF:1314KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.タックスヘイブンを巡る状況
    3. ローマ数字3.タックスヘイブンと無形資産を巡る税制上の問題
    4. ローマ数字4.「対処案」の構造とその評価
    5. ローマ数字5.「対処案」と国際租税法
    6. ローマ数字6.制度設計における留意点と提言
    7. ローマ数字7.おわりに ―21 世紀の法人税

岡 直樹

(東京財団政策研究所/税理士)

 デジタル経済への課税
―実施上・執行上の論点―

本文(PDF:405KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.これまでのOECD での検討内容とその評価
    3. ローマ数字3.実施上・執行上の課題
    4. ローマ数字4.おわりに

栗原 克文

(筑波大学大学院人文社会ビジネス科学学術院ビジネス科学研究群教授)

 経済・社会のデジタル化とインドの税制
―国際課税問題への対応を中心に―

本文(PDF:582KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.インドのIT 関連産業と経済社会のデジタル化の状況
    3. ローマ数字3.デジタル経済への国際課税面の対応
    4. ローマ数字4.税務行政におけるIT の活用
    5. ローマ数字5.日本の税制・税務行政へのインプリケーション

上田 衛門

(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)

 デジタルサービス税の理論的根拠と課題
―Location-Specific Rent に関する考察を中心に―

本文(PDF:582KB)

    1. ローマ数字1.はじめに
    2. ローマ数字2.問題の所在
    3. ローマ数字3.地域に固有なレント(Location-Specific Rent)
    4. ローマ数字4.天然資源におけるLSR
    5. ローマ数字5.デジタル・プラットフォーム企業とLSR
    6. ローマ数字6.資源採掘とデジタル以外の領域へ(製薬会社の例)
    7. ローマ数字7.DST の負担者はユーザー国の消費者なのか
    8. ローマ数字8.一方的措置
    9. ローマ数字9.おわりに

渡辺 徹也

(早稲田大学法学学術院教授)

 

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