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  • 廣光俊昭⽒(当研究所客員研究員)の「第66回(2023年度)⽇経・経済図書⽂化賞」受賞について


      •  本賞は、過去1年間に刊⾏された経済・経営に関する図書の中から優れた作品を表彰するものであり、廣光研究員が2022年に出版された著書『哲学と経済学から解く世代間問題―経済実験に基づく考察―』(日本評論社)が高い評価を受け、今回の受賞の栄に浴されました。

      •  審査委員長の吉川洋・東京大学名誉教授による総評では、「理論経済学で用いられる消費の動学的モデルを最初に考案したラムゼーは、今に生きる現世代がいまだ生まれていない将来世代の効用を割り引いて捉えることは道徳的に許されないと強調した。『哲学と経済学から解く世代間問題』(廣光俊昭著)は、この問題を多面的な観点から考察する。地球温暖化や公的債務の問題など我々が直面する課題への対処に示唆を与える優れた学術的貢献である」とされております。


    ※「総評」、「書評」及び「受賞のことば」については日本経済研究センター(JCER)ホームページより転用したものです。



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