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財務総合政策研究所・世界銀行共催セミナー
「インドのグリーン復興・成長は可能か?」

 

財務総合政策研究所は、世界銀行と共催でセミナー「インドのグリーン復興・成長は可能か?」を開催いたしました。

講演の模様や当日使用した資料等は、世界銀行HPからご覧になれます。


【日時】令和3年12月1日(水)13:00−14:30

【配信】世界銀行ホームページ新しいウィンドウで開きます(世界銀行東京事務所にリンク)

【言語】英語


プログラム

開催挨拶 河内祐典(財務総合政策研究所 副所長)
基調講演 ジュネード・カマル・アフマド(世界銀行 インド担当局長)
コメント 浦田秀次郎(早稲田大学 名誉教授)

概要

インドは新型コロナウイルス感染症拡大に甚大な影響を受け、今年6月から7月にかけての第2派のピークには、1日当たりの感染者数は40万人、死亡者数は7000人を超えましたが、これらの数値は大きく低下しています。その結果、インドは今後予想される第3派の可能性に備えつつ、復興に力を注いています。インドは中国と米国に次ぐ3番目に大きな温室効果ガス(GHG)排出国で、13億7000万人という多くの人口を抱えるインドのGHG排出量はさらに拡大し、地球規模での気候変動を加速させることが見込まれています。同時に、インドは強大なストーム、危険なサイクロン、甚大な被害をもたらす洪水など、気候変動による影響も受けており、死傷者も多く、住居やインフラ設備が多く破壊されています。したがって、インドが今後とるべきアクションは、地球規模でも、またインドにとっても、重大な意味を持ちます。


インドの復興と成長はグリーンに行われ、気候変動を緩和できるでしょうか。インドは、気候変動のネガティブな影響から国民と経済を効果的に守ることができるでしょうか。どのようにすれば、国際社会はインドのグリーン復興・成長を支援できるでしょうか。今回のセミナーでは、こうした論点について、ジュネード・カマル・アフマド世界銀行インド担当局長が基調講演を行いました。