ケントくん：	「ゴホゴホッ…。道路(どうろ)が土のまんまだからホコリがひどいよ…ゲホゲホ。」
アミちゃん：	「ガードレールも、夜(よる)に道路(どうろ)を照(て)らす街灯(がいとう)もないから、安心(あんしん)して道路(どうろ)を歩(ある)くことができないわ。」
ケントくん：	「道路整備(どうろせいび)くらい、ちゃんとしてほしいよなぁ。」
ゴローさん：	「そこのお二人さん、そりゃあ無理ってもんだ。」
ケントくん：	「どーして？道路工事(どうろこうじ)があなたの仕事なんでしょ？きれいに舗装(ほそう)してくれてもいいじゃないか。」
アミちゃん：	「そうよ。警察(けいさつ)や消防(しょうぼう)とちがって、道路工事(どうろこうじ)は土木(どぼく)・建設会社(けんせつがいしゃ)の人が作業(さぎょう)するんだから、税金(ぜいきん)とは関係(かんけい)ないんじゃないの？」
ゴローさん：	「それが、かん違(ちが)いってもんだ。道路(どうろ)はみんなが使う公共(こうきょう)のものだから、税金(ぜいきん)がつかわれているっていうもんだ。道路整備(どうろせいび)、ガードレール、道路(どうろ)を照(て)らす街灯(がいとう)もみーんな税金(ぜいきん)がなければ作ることができないってもんだ。」
ケントくんとアミちゃん：	「道路(どうろ)をきれいにするには、やっぱり税金(ぜいきん)が使われているんだね。」
ゴローさん：	「道路(どうろ)だけじゃない！みんなの憩(いこい)いの場、公園(こうえん)だって税金(ぜいきん)がなければ出来ないんだぞ！よーく覚えておきな。」
ケントくん：	「ボクたち、町(まち)の道路(どうろ)を整備(せいび)して、ステキな公園(こうえん)をつくるために、住民(じゅうみん)たちに税金(ぜいきん)を納(おさ)めてくれるように頼んでくるから、それまで待っててネ！」

第4話『税金(ぜいきん)が足りなくて、学校ができない!?』 第6話『税金(ぜいきん)がないと、病気やケガをしたときに大変(たいへん)！』