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財務省キッズコーナー ファイナンスらんど

第1話

ケントくん: 「とりあえず、町役場(まちやくば)に行ってみよう。」
アミちゃん: 「こんな(もり)の中に町役場(まちやくば)があるのかしら?…」
ケントくん: 「あんなところに、(あたま)をかかえているサルがいるぞ。」
アミちゃん: 「おサルさん、(あたま)(いた)いの?大丈夫(だいじょうぶ)?」
サルモンチィ: 「サルとは失礼(しつれい)な!私は町役場(まちやくば)長老(ちょうろう)、サルモンチィじゃ。(まち)づくりに必要(ひつよう)税金(ぜいきん)(あつ)まらないから、(あたま)をかかえておったのじゃ。」
ケントくん: 「サルモンチィさん、税金(ぜいきん)って何なの?」
サルモンチィ: 税金(ぜいきん)は、みんなが安全(あんぜん)に、安心(あんしん)して生活(せいかつ)するために、自分たちで()()ったお(かね)…、つまり、みんなで社会(しゃかい)(ささ)えるための“会費(かいひ)”のようなものなんじゃよ。」
ケントくんとアミちゃん: 会費(かいひ)?」
サルモンチィ: 「そう。(まち)というのは、そこで()らすみんなが公平に、出し合ったお(かね)運営(うんえい)されるものなんじゃよ。みんなが会費(かいひ)としてお(かね)を出し合うことで、一人(ひとり)のお(かね)ではできない、施設(しせつ)やサービスを提供(ていきょう)できるようになるわけじゃ。」
ケントくん: 「ふぅーん。でも、(おお)きな会社(かいしゃ)みたいに、商売(しょうばい)をしてもうければ、会費(かいひ)として税金(ぜいきん)(あつ)めなくても(まち)を運営できるんじゃないの?」
サルモンチィ: 「いやいや。(まち)は会社とちがって、もうけるための事業(じぎょう)をするところじゃないんだよ。(まち)がおこなうのは公的(こうてき)なサービスなんじゃ。」
アミちゃん: 「公的サービスってなーに?」
サルモンチィ: 「わかりやすく言うと、みんなが平等(びょうどう)()けることのできる、国や市区町村が行うサービスのことなんじゃ。」
ケントくんとアミちゃん: 「ふぅーん。」
サルモンチィ: 「だから、はっぴぃ★タウンをもっと()らしやすい、すてきな(まち)にするためには、住民(じゅうみん)のみんなが会費(かいひ)として税金(ぜいきん)をきちんと(おさ)めてくれないと(こま)るんじゃ。ところがじゃ、はっぴぃ★タウンには税金(ぜいきん)の大切さを分かってくれない人がたくさんいて、きちんと税金を(おさ)めてくれないから、今、(まち)運営(うんえい)はきびしいんじゃ。」
ケントくん: 「そうなんだぁ。税金(ぜいきん)社会(しゃかい)を支える“会費(かいひ)”だということは、なんとなくわかったよ。」
アミちゃん: 「そうね。でも、税金(ぜいきん)ってどうやって(おさ)めればいいのかしら?」
サルモンチィ: 会社(かいしゃ)(はた)いている人は、給料から所得税と住民税という税金(ぜいきん)が差し引かれているんじゃ。また、自分でお店などの商売をしている人は、かせいだお金から会社員と同じ所得税と住民税という税金(ぜいきん)を自分で国や市区町村に(おさ)めるんじゃ。それから、みんながお店で買い物をしたときに支払う消費税(しょうひぜい)は、お店の人がまとめて(おさ)めることになっているんじゃ。ほかにも、いろいろな税金があるんじゃが、はっぴぃ★タウンの人たちは、きちんと税金を(おさ)めてくれんのじゃよ。トホホ。」
アミちゃん: 「サルモンチィさん、私たち税金(ぜいきん)が足りなくてどんなに(こま)っているのかを調(しら)べてみるわ!」
ケントくん: 「そして、税金をきちんと納めるように、住民たちを説得してくるよ!」
サルモンチィ: 「なんと良い子たちじゃ!だったら、もっと森の奥に進むといい。税金の大切さがよくわかるはずじゃ。」

プロローグ 第2話『税金(ぜいきん)が足りないと、町は泥棒(どろぼう)天国?! 』