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1.財政投融資の抜本的改革について

1.はじめに


  資金運用審議会懇談会は、財政投融資について、改革を推進するとの基本方針の下に、
その制度・運営のあり方について本格的な検討を進めるため、本年2月に設けられて以降
幅広く検討を進め、本年7月には、「財政投融資の改革に向けて(10年度財政投融資編
成と今後の検討課題に関する所見)」と題する座長談話をとりまとめたところである。
  懇談会では、座長談話で示された「今後の主要検討課題」の五つのテーマ(1改革の基
本理念、2対象分野、3市場原理との調和の推進方策、4資金調達のあり方、5自主運用
のあり方)を中心に、その後、さらなる検討を進めてきたが、ここに以下のとおり、財政
投融資の抜本的改革についての意見のとりまとめを行った。
  その際、懇談会での検討に当たっては、国際的な視野から、先進諸外国における有償資
金を用いる政策手段・制度について調査し、我が国における財政投融資の改革についての
意見のとりまとめを行う際の参考としたところである。





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