Q&A ~身近な税について調べる~
Q 消費税について教えてください。
A 回答
消費税は、商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金で、令和元年(2019年)10月に10%(国7.8%、地方2.2%)へ引き上げられ、その際、「軽減税率制度」が実施されています。
消費税は、他の税とは異なり、世代や就労の状況に関わらず、広く国民の皆さまに負担をお願いするものです。また、経済活動に対する影響が相対的に小さく、税収が景気や人口構成の変化に左右されにくいといった特徴があります。
※ 消費税の税収(国税分)は、令和6年度予算で23.8兆円です。
平成26年度以降、消費税の税収は、社会保障4経費(年金、介護、医療、子ども・子育て支援)に充てることになっています。
※ 社会保障4経費の合計は、令和6年度当初予算で33.4兆円にのぼります。
外国にも、消費税にあたる税(「付加価値税」といいます)があります。EUに加盟する国では、標準の税率を15%以上にすることが求められています。
小売店などの事業者は、買い物をした方(消費者)から受け取った消費税の額と、商品などの仕入れのときに支払った消費税の額との差額を納める仕組みになっています。