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編集後記/令和4年10月号(通巻第683号)

 
「ファイナンス」10月号をお手に取っていただき、ありがとうございます。
今月号では、渋沢栄一記念財団業務執行理事をされていらっしゃる渋沢田鶴子様から巻頭言を頂戴しました。ご承知のように、渋沢栄一氏と言えば、近代日本経済の父といわれる実業家であり、新一万円札の肖像にもなっている方ですが、実業家として活躍される前に大蔵省(現在の財務省)に勤務されています。そのため、財務省職員の大先輩とも言える方であり、そのような方が先輩としていらっしゃることを誇らしく思うと同時に、改めて財務省の伝統や歴史を実感します。
ちなみに、現在の財務省庁舎(1943年竣工)は来年で80年を迎えますが、終戦後にGHQに接収されるなど庁舎にも様々な歴史があります。過去のファイナンス(令和2年5月号)において財務省庁舎の歴史に関する記事がありますので、ご関心のある方は是非ご覧下さい。
「大蔵省~財務省の庁舎こぼれ話あれこれ」
https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202005/202005e.pdf
(財務省広報室長 原田  佳典)