このページの本文へ移動
今月も「ファイナンス」をご覧頂き、ありがとうございます。
財務省の庁舎には財政研究会、財政クラブという長い歴史を誇る記者クラブがあります。所属する記者の皆さんが昼夜を問わず出入りし、財政や税制などの動向を発信し、今朝も閣議後の大臣会見で質問されています。
記者と大臣の質疑応答は財政金融にはじまり、マクロ経済やこの国のあり方など骨太な内容に及びます。その雰囲気は緊張感に包まれ、大仰な言い方かもしれませんが、民主主義を支える貴重な言論空間でもあります。
私自身も会見に立ち会いますが、記者の皆さんのご指摘に触れ、行政に身を置く者として襟を正し、政策の是非を顧みる機会でもあります。
日本や世界の課題、そして将来の行く末などを共に議論してきた記者の皆さんの多くは、この春、人事異動でご栄転されます。新天地でのご活躍を心よりお祈りしております。
(財務省広報室長 伊藤 拓)