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令和4年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和5年5月26日

財務省

令和4年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和4年末現在の対外の貸借に関する報告書(本邦対外資産負債残高)の概要は以下のとおりです。

1.対外資産残高:1,338兆2,364億円(対前年末比+81兆959億円、+6.5%)

為替相場変動に伴う外貨建て資産の円評価額の増加(+108.2兆円)や、居住者による対外資産の取得超(直接投資+23.2兆円、その他投資+31.0兆円)等により、対外資産残高は14年連続で増加した。

2.対外負債残高:919兆6,079億円(対前年末比+80兆3,754億円、+9.6%)

為替相場変動に伴う外貨建て負債の円評価額の増加(+27.9兆円)や、非居住者による本邦資産の取得超(直接投資+6.2兆円、その他投資+20.3兆円)等により、対外負債残高は4年連続で増加した。

3.対外純資産残高:418兆6,285億円(対前年末比+7,204億円、+0.2%)

対外資産の増加額が対外負債の増加額を上回ったことから、対外純資産残高は5年連続で増加した。

(参考)本邦対外資産負債残高の内訳

(単位:10億円)
(参考)本邦対外資産負債残高の内訳
資産 4年末残高 前年末比 負債 4年末残高 前年末比
直接投資 274,749 40,525 直接投資 46,168 5,476
証券投資 531,290 ▲48,664 証券投資 458,225 ▲13,025
金融派生商品 76,766 41,223 金融派生商品 77,403 42,294
その他投資 293,292 47,623 その他投資 337,812 45,630
外貨準備 162,140 389    
資産合計 1,338,236 81,096 負債合計 919,608 80,375
純資産合計 418,629 720