このページの本文へ移動

令和2年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和3年5月25日

財務省

令和2年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和2年末現在の対外の貸借に関する報告書(本邦対外資産負債残高)の概要は以下のとおりです。

1.対外資産残高:1,146兆1,260億円(対前年末比+55兆5,770億円、+5.1%)

居住者による対外資産の取得超(直接投資+18.3兆円、証券投資+17.2兆円、その他投資+17.2兆円等)や居住者が保有する外国証券の価格上昇に伴う評価替え(+28.6兆円)等により、対外資産残高は12年連続で増加した。

2.対外負債残高:789兆1,560億円(対前年末比+55兆6,230億円、+7.6%)

非居住者による本邦資産の取得超(直接投資+7.1兆円、証券投資+12.9兆円、その他投資+19.4兆円等)や非居住者が保有する本邦証券の価格上昇に伴う評価替え(+18.1兆円)等により、対外負債残高は2年連続で増加した。

3.対外純資産残高:356兆9,700億円(対前年末比▲460億円、▲0.0%)

対外負債の増加額が対外資産の増加額を上回ったことから、対外純資産残高は3年振りに減少した。

(参考)本邦対外資産負債残高の内訳

(単位:10億円)
(参考)本邦対外資産負債残高の内訳
資産2年末残高前年末比負債2年末残高前年末比
直接投資205,9711,802直接投資39,6695,339
証券投資525,78630,807証券投資426,02229,779
金融派生商品44,69810,396金融派生商品42,3499,044
その他投資225,45812,879その他投資281,11611,460
外貨準備144,214▲308
資産合計1,146,12655,577負債合計789,15655,623
純資産合計356,970▲46