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令和元年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和2年5月26日

財務省

令和元年末現在本邦対外資産負債残高の概要

令和元年末現在の対外の貸借に関する報告書(本邦対外資産負債残高)の概要は以下のとおりです。

1.対外資産残高:1,097兆7,310億円(対前年末比+79兆6,840億円、+7.8%)

居住者による対外資産の取得超(直接投資+27.2兆円、証券投資+20.1兆円等)や居住者が保有する外国証券の価格上昇に伴う評価替え(+37.4兆円)等により、対外資産残高は11年連続で増加した。

2.対外負債残高:733兆2,060億円(対前年末比+56兆6,090億円、+8.4%)

非居住者による本邦資産の取得超(証券投資+10.8兆円等)や非居住者が保有する本邦証券の価格上昇に伴う評価替え(+34.7兆円)等により、対外負債残高は2年振りに増加した。

3.対外純資産残高:364兆5,250億円(対前年末比+23兆760億円、+6.8%)

対外資産の増加額が対外負債の増加額を上回ったことから、対外純資産残高は2年連続で増加した。

(参考)本邦対外資産負債残高の内訳

(単位:10億円)
(参考)本邦対外資産負債残高の内訳
資産 元年末残高 前年末比 負債 元年末残高 前年末比
直接投資 202,833 20,952 直接投資 33,871 3,188
証券投資 503,134 52,192 証券投資 396,302 45,112
金融派生商品 34,300 2,163 金融派生商品 33,304 2,607
その他投資 212,941 132 その他投資 269,728 5,702
外貨準備 144,521 4,245
資産合計 1,097,731 79,684 負債合計 733,206 56,609
純資産合計 364,525 23,076