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経済協力開発機構(OECD)次期事務次長任命について

令和3年9月15日

経済協力開発機構(OECD)次期事務次長任命について

1  9月15日のOECD理事会において、武内良樹元財務官が、OECD事務次長に任命されました。武内次期次長は11月に就任後、他の次長とともに、コーマン事務総長を補佐することになります。

2  武内次期次長は、国際経済・金融の分野において豊富な知識や経験を有しており、OECDがコロナ禍からの経済回復をはじめ様々な経済・社会分野の諸課題に取り組むにあたり、重要な貢献を行うことが期待されます。

3  我が国は、今後ともコーマン事務総長が率いるOECDを、人的貢献を含め力強く支援し、OECDによる質の高い国際的な基準・ルール作り等に積極的に貢献していく考えです。


[参考1]OECD事務次長ポスト
(1)OECD事務次長は、現職のクヌッセン次長(デンマーク出身)、シュレーゲンホフ次長(米出身)、今次理事会で任命が決まった武内元財務官及び現在空席の1ポストの計4ポストがある。
(2)事務次長は、事務総長の勧告に従って、理事会において任命される。任期は2年。


[参考2]歴代の我が国出身事務次長
1990-1996年 谷口誠
1997-1999年 重原久美春
1999-2003年 近藤誠一
2003-2007年 赤阪清隆
2007-2011年 天野万利
2011-2017年 玉木林太郎
2017-2021年 河野正道