ABMIのロードマップ(PDF:341KB)に基づき、4つのタスク・フォースと1つの技術支援調整チーム(TACT)で構成。以下は、4つのタスク・フォースとTACTの活動内容。
①現地通貨建て債券発行の促進(タスク・フォース1)
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ASEAN+3域内の企業が発行する社債に保証を供与する信用保証・投資ファシリティ(CGIF:Credit Guarantee and Investment Facility)
による現地通貨建て債券の保証。
②現地通貨建て債券の需要の促進(タスク・フォース2)
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アジア・ボンド・オンライン(Asian Bonds Online)
によるASEAN+3域内のマーケットやABMIの進展に係る情報の発信。
③規制枠組みの改善(タスク・フォース3)
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ASEAN+3域内のクロスボーダー債券取引を促進することを目的として、クロスボーダー債券取引に係る市場慣行の標準化や、規制の調和化を図るため、官民一体のフォーラムとしてASEAN+3債券市場フォーラム(ABMF:ASEAN+3 Bond Market Forum)の設置
。
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ABMF内にASEAN+3域内の債券発行に係る書類・手続きの共通化、決済指図の標準化を目的とした2つのサブフォーラムを設置し、議論を推進。
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非ASEAN+3国がABMFに参加するためのGeneral Principles
を策定。
④債券市場関連インフラの改善(タスク・フォース4)
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域内のクロスボーダー取引の決済の改善に関する具体的ワークプラン及び関連するプロセスを議論するために、クロスボーダー決済インフラフォーラムを設置。
⑤技術支援調整チーム(TACT)
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債券市場育成のために必要な各国の能力強化及び人材育成を目的とした技術支援の調整。