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財政資金対民間収支（10月中実績の概要）

令和3年11月2日

財務省

財政資金対民間収支（令和3年10月中実績）の概要

　令和3年10月は、年金の定時払等がある一方で、消費税・源泉所得税等の受入があり、また、国債・国庫短期証券等が受入超過であったことから、総収支尻は、9.5兆円の受入超過（前年同月比8.3兆円の受入超過幅の減少）。
(主な受入日)  (主な支払日) 
消費税・法人税等の租税、保険料の受入・・・4日 後期高齢者医療給付費等負担金の支払等・・・13日
源泉所得税の受入・・・13日 年金の定時払・・・15日
国債（1年超）の発行・・・1日、6日、8日、13日、15日、
　　　　　　　　　　　　20日、26日　　　　　　　　　　　　　 　

 

●受： 11.5兆円(前年同月比　 1.2兆円)

    〔一般会計〕 5.2兆円 ：

消費税・源泉所得税等の受入(4.9兆円)等

〔特別会計等〕 6.3兆円 ：

年金特会の保険料等の受入(4.0兆円)等

 （単位：億円）

区分 実績 前年同月 前年同月比 備考
 （１）一般会計 52,228 47,616 4,612
　　うち 租税 49,218 44,712 4,506 消費税・源泉所得税等の受入
　　　　 税外収入 1,094 1,085 9
 （２）特別会計等 62,977 55,476 7,501
　　うち 財政投融資 4,305 3,622 684
　　　　 外国為替資金 7,708 8,424 △716
　　　　 年金 39,999 37,286 2,713 保険料等の受入
 （３）小計（（１）+（２）） 115,205 103,092 12,113

 

●払： 16.8兆円（前年同月比 　△0.5兆円）

 〔一般会計〕 6.0兆円 ：

社会保障費の支払(1.5兆円)、

新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付等(2.5兆円)等

〔特別会計等〕 10.7兆円 ：

年金特会の年金定時払等(8.4兆円)等

（単位：億円）

区分 実績 前年同月 前年同月比 備考
 （１）一般会計 60,495 60,005 490
　　うち 租税 13,601 10,894 2,707
 　　　　社会保障費 14,819 23,009 △8,190 後期高齢者医療給付費等負担金の支払等
 　　　　防衛関係費 3,212 3,400 △187
 　　　　公共事業費 2,656 2,682 △25
 　　　　義務教育費 923 929 △6
 　　　　その他支払 25,282 19,091 6,192 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付等
 （２）特別会計等 107,457 112,526 △5,070
　　うち 財政投融資 6,058 6,128 △69
　　　　 外国為替資金 7,147 7,483 △336
　　　　 年金 83,647 82,239 1,408 年金の定時払等
 （３）小計（（１）+（２）） 167,951 172,531 △4,580

 

●収支尻： 9.5兆円の受入超過（前年同月比　 △8.3兆円)

〔一般会計・特別会計等小計〕

　5.3兆円の支払超過

  前年同月比  

　1.7兆円の支払超過幅の減少

 〔国債等〕

　10.5兆円の受入超過 ： 国債発行(11.8兆円)、償還(△1.3兆円)

  〔国庫短期証券等〕

　4.3兆円の受入超過 ： 国庫短期証券発行(30.4兆円)、償還(△26.1兆円)

〔国債等・国庫短期証券等小計〕

　14.8兆円の受入超過

  〔合計〕

　9.6兆円の受入超過

 〔調整項目〕

　0.1兆円の支払超過

  〔総計〕

　9.5兆円の受入超過

（単位：億円）

区分 実績 前年同月 前年同月比 備考
 （１）一般会計 △8,266 △12,389 4,122
 （２）特別会計等 △44,480 △57,051 12,571
 （３）小計（（１）+（２）） △52,746 △69,439 16,693
 （４）国債等 105,254 118,989 △13,736
 　うち　国債（1年超） 105,754 118,489 △12,735
　　　　 借入金 △500 500 △1,000
 （５）国庫短期証券等 43,064 132,777 △89,713
 　うち　国庫短期証券  43,064 132,777 △89,713
　　　　 一時借入金 0 0 0
 （６）小計（（４）+（５）） 148,318 251,766 △103,448
 （７）合計（（３）+（６）） 95,572 182,327 △86,755
 （８）調整項目 △1,015 △5,181 4,165
 （９）総計（（７）+（８））  94,556 177,146 △82,590

 

（注）  1. 「調整項目」とは、国庫金が日本銀行代理店の窓口で受払される時点と、日本銀行本店の政府預金が増減する時点との時間的なズレの調整等のための項目である。
  2. 「実績」及び「前年同月」の△印は支払超過を示す。 
  3. 単位未満は四捨五入してあり、計において一致しない場合がある。 

（参考）

 日本銀行が国庫短期証券売買オペによって取得した国庫短期証券のうち、償還期日が到来するものの償還額は次のとおりであり、これは対民間収支には計上されない（繰上償還額及び対政府等売却額は控除していない）。
日銀売買オペ分償還額  61,064 78,377 △17,313

 

令和3年10月中実績 　 [(Excel:32KB)] [(PDF:228KB)]

用語の解説（財政資金対民間収支）
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