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WCOアジア・大洋州地域情報連絡事務所(RILO・AP)開所式が開催されました

RILO(Regional Intelligence Liaison Office)は、密輸情報交換の促進のための世界税関機構(WCO)の地域組織で、世界に12箇所所在しており、日々の情報交換の他、地域レベル、全世界レベルの密輸取締り強化策を企画・実施しています。日本が参加するアジア大洋州地域情報連絡事務所(RILO・AP)は、令和5年12月まで韓国がホストしていましたが、令和6年1月より日本がホストすることとなりました。

今般、RILO・AP日本事務所が開所したところ、2月6日、三田共用会議所にてRILO・AP開所式が開催され、多くの外国税関当局、国際機関、国内関係機関等の幹部が参加しました。

RILO・APの開所にあたり、岸田総理からのビデオメッセージにおいて、国境を越えて税関や関係機関がさらなる強固な協力体制を構築していく上で、RILO・APが情報ネットワークのハブとなり、社会の安全に貢献することを期待する旨が述べられました。当省からは、矢倉副大臣が開所式に参加し、RILO・APがコミュニケーションを活発化させ、WCO地域組織の手本となることを望む、また、RILO・APの活動への支援をお願いする旨を述べました。

続いて、国際機関等の幹部によって式辞が述べられたほか、昨年までRILO・APをホストしていた韓国から日本への引き継ぎセレモニーが行われました。

RILO・AP開所式に際して来日したサンダースWCO事務総局長からは、今後の活動への期待が示されました。

問い合わせ先

財務省関税局調査課
電話 03-3581-4111(内線5689)