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お金の偽造防止技術にはどのようなものがあるのですか

【答】

お金には偽造防止のために、次のような技術が採用されています。
○貨幣(500円バイカラー・クラッド貨幣)の場合
 ・2021年11月から発行開始した新しい500円貨幣には、「バイカラー・クラッド」技術のほか「異形斜めギザ」や「微細文字」を新たに採用しています。
   詳細は「解説!新しい500円貨」のページをご覧ください。
  https://www.mof.go.jp/policy/currency/bill/20210816.html

○貨幣(500円ニッケル黄銅貨幣)の場合
 ・潜像加工・・・傾けると見る角度によって数字が見え隠れします。
 ・斜めギザ・・・偽造抵抗力を高めるため、貨幣の側面のギザを斜めに入れています。
 ・微細点・・・・転写等による偽造を防ぐため、微細な穴加工を行っています。
 ・微細線・・・・転写等による偽造を防ぐため、微細な線模様を施しています。

 

○日本銀行券(E一万円券)の場合
 ・すき入れ・・・光に透かすと、肖像などの図柄が見えます。
 ・すき入れバーパターン・・・光に透かすと、すき入れられた3本の縦棒が見えま す。
 ・パールインキ・・・お札を傾けるとピンク色を帯びたパール光沢のある半透明な模様が浮かび上がります。
 ・マイクロ文字・・・コピー等では再現困難な微小な文字が印刷されています。
 ・深凹版印刷・・・インキが高く盛り上がっており、手で触るとザラザラした感じがあります。
 ・潜像模様・・・傾けると見る角度によって数字が見え隠れします。
 ・ホログラム・・・傾けると見る角度によって画像の色や模様が変化して見えます。