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17.韓国経済調整プログラムの概要

 

17.韓国経済調整プログラムの概要

    (98年5月19日現在)

 

I.IMF取極の概要

 スタンド・バイ取極

  規模;155億SDR
   (約210億ドル、クオータ比1939%)

  期間;97年12月より3年間

 

  引出状況;

 

理事会日程

引 出 額

97.12. 4

55億ドル(41億SDR)

97.12.18

35億ドル(26億SDR)

97.12.30

20億ドル(15億SDR)

98. 1. 8

20億ドル(15億SDR)

98. 2.17

20億ドル(15億SDR)



 



II.具体的政策

金融政策

・短期金利の市場安定水準までの引き上げ

 

財政政策

・課税ベース拡大による歳入増加

・優先度の低いインフラ整備のための歳出削減

 

金融セクター改革

・経営内容の悪化した金融機関の整理

 

構造改革

・補助金廃止等による貿易自由化

・外国金融機関の銀行子会社設立等による資本規制の自由化

 

III.強化されたプログラムの概要

 

・金融システム改革の強化

 

・資本勘定の自由化の前倒し実施

 

・為替レート安定のための金融政策の強化

 

・貿易自由化の促進

 


 

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