このページの本文へ移動

移転価格税制の概要

○  企業が海外の関連企業との取引価格(移転価格)を通常の価格と異なる金額に設定すれば、一方の利益を他方に移転することが可能となる。

○  移転価格税制は、このような海外の関連企業との間の取引を通じた所得の海外移転を防止するため、海外の関連企業との取引が、通常の取引価格(独立企業間価格)で行われたものとみなして所得を計算し、課税する制度。

○  わが国の独立企業間価格の算定方法は、OECD移転価格ガイドライン(注)において国際的に認められた方法に沿った次のようなものとなっている。

①基本3法        ②その他の方法
 ・ 独立価格批准法   ・ 取引単位営業利益法
 ・ 再販売価格基準   ・ 利益分割法
 ・ 原価基準法       ・ 比較利益分割法
                  ・ 寄与度利益分割法
                  ・ 残余利益分割法
                ・ ディスカウント・キャッシュ・フロー法

(注) OECD移転価格ガイドラインは、適切に各国の課税権を配分し、二重課税を回避することを目的として作成されたものである。具体的には、移転価格の算定方法及び移転価格課税問題の解決方法を示し、税務当局間又は税務当局と多国籍企業との間の紛争を最小化し、企業活動の円滑化に資することを意図している。
移転価格税制の概要