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所得税の負担はどう変化しているのですか?

身近な税

Q&A ~身近な税について調べる~

Q 所得税の負担はどう変化しているのですか?

A 回答

 所得税の最高税率は、かつては70%と、とても高い税率でしたが、消費税を導入して以降、税の負担感を軽くすることなどを目的として、引き下げられてきました。

 その後、所得税の持つ再分配機能(社会の中で富を移す機能)の回復を図るため、平成27年分以後は、所得税がかかる部分が4,000万円を超える部分の税率が、45%になりました(最高税率の引上げ)。現行の税率のイメージは下の図のとおりです。

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 現在、所得税がかかる収入は、全体で約280兆円ありますが、色々な控除により、所得税がかかる部分の金額は、全体で約120兆円になっています。この額に対して、所得税額は約14.4兆円となっています。つまり、所得税は、収入全体の約5%程度の負担となっていることになります。

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 所得税の他に個人住民税などを含む個人所得課税の実効税率(収入全体に占める税額の割合)を見ると、例えば夫婦子2人(片働き)の給与所得者ならば、給与収入1,000万円で約10%となっています

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