このページの本文へ移動

国際通貨基金(IMF)次期専務理事についての財務大臣談話

印刷用(PDF)

令和6年3月15日

財務大臣談話

 

  • クリスタリーナ・ゲオルギエヴァ現国際通貨基金専務理事が、次期国際通貨基金専務理事の欧州統一候補として推薦された。同氏も、2期目を務めることへの関心を表明している。
  • 同氏は、2019年以来、国際通貨基金の専務理事として卓越したリーダーシップと実行力を発揮し、世界が新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵略に伴うエネルギー・食料不安などに見舞われる中で加盟国への迅速な支援を主導するなど、世界的な政策課題への取組において重要な役割を果たしてきた。また、第16次クォータ一般見直しに当たっては増資を実現し、その早期実施にも強くコミットしている。
  • 国際通貨基金は、加盟国が直面している様々な危機への対応に引き続き貢献していく必要がある。国際通貨システムの安定と世界経済の安定的な成長の実現のためには、国際通貨基金の専務理事としてこれまで十分な資質を示してきた、同氏の継続的なリーダーシップが重要である。こうした点に鑑み、日本は、同氏の再任を支持するとともに、国際通貨基金との緊密な協力を継続していく所存である。