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御厨WCO事務総局長の再任についての財務大臣談話

平成25年6月29日

財務大臣談話

 

○ 本日、ブリュッセルにて開催された世界税関機構(WCO)の総会において、日本政府が擁立した現事務総局長である御厨邦雄(みくりや・くにお)氏が全会一致で再任された。

○ 御厨氏は、平成21 年の事務総局長就任以来、傑出した能力・指導力を発揮してきており、今回の再任は、これまでの御厨氏の実績や能力、また、日本の貢献がWCO加入国に高く評価された結果であると考える。

○ 税関分野における国際協力の推進はますます重要になっている。こうした中、御厨氏が引き続き事務総局長を務めることにより、WCO が各国の関税制度の調和・統一及び国際協力の推進等に向けた任務を着実に遂行し、貿易の発展を通じた世界及び日本経済の成長に貢献するとともに、日本の国際社会での地位が一層向上することを期待している。

○ 日本としては、今後ともWCO との関係を強化し、税関分野における国際協力の推進に向け努力してまいりたい。