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編集後記/令和8年1月号(通巻第722号)

「ファイナンス」1月号をご覧いただき、ありがとうございます。
 前号で本誌60周年の話を書きましたが、本年1月は財務省発足25周年となります。歴史つながりで行くと、本号の「各地の話題」では北海道稚内市における江戸後期の軌跡として間宮林蔵出港の地について取り上げています。稚内市の西には、風光明媚な利尻富士を擁する利尻島がありますが、そこにも江戸末期の冒険精神を感じられるものとして、ラナルド・マクドナルドの上陸を顕彰する碑があります。マクドナルドはアメリカ人ですが、鎖国時代の日本への入国を企て、1848年、24歳の時に捕鯨船に乗って宗谷海峡周辺まで来たのち、漂流者を装って利尻島に単身上陸します。その後、長崎に連れていかれ、オランダ通詞に英語を教えますが、その中に森山栄之助がおり、森山は1854年のペリー来航時に通訳を務めたのでした。こうした功績から、マクドナルドは英語を母語とする日本初の英語教師とも言われています。
 本号のFuture TALKでは、経済アナリストとして活躍されている馬渕磨理子氏をお迎えし、資産運用立国や日本国債、わかりやすい情報発信等について対談を行っておりますので、是非ご覧いただければ幸いです。
(財務省広報室長 和田 弘之)