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編集後記/令和6年12月号(通巻第709号)

「ファイナンス」12月号をお読みいただきありがとうございます。
 少し前になりますが、芸術の秋、ということで、私の次女がフルートを習い始めました。仲良くしている次女の従妹がヴァイオリンを小さい頃から練習しており、今夏ジュニアコンクールで優勝、冬にサントリーホールでの演奏会に出演することになりました。次女は自分も何かやりたいと思ったようで、毎日帰宅後せっせと練習しています。
 今月号では、「魅力溢れて世界に羽ばたけ!」-技術と人間性の二刀流で切り開くキャリア-と題した巻頭言を、ヴァイオリニスト&指揮者の西谷国登様からいただいています。楽器の技術のみならず、「魅力的な人間性」を持った演奏家の育成に向けて、レッスン活動や若手のオーケストラの演奏会に猛烈な熱意・エネルギーを注がれていらっしゃいます。西谷様が音楽活動を進めることで、音楽家の裾野が広がり深化していくように、各分野で外部経済のある活動が広がることが、活力ある経済につながっていくのだろうと思います。
 音楽を通じて良きライバルを得て、楽器の技術を切磋琢磨し、人間性も学んでいく ― 次女のフルートがそうした機会になってもらいたいと思います。
 特集やSPOTでは、日本酒類の海外需要を開拓する国税庁の取組、スズキのつぶやき~子どもの子育て日記などを取り上げておりますので、ぜひご覧頂ければと思います。
                                                                                                                                                                               (財務省広報室長 岩﨑 浩太郎)