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いざ、新時代へ!~5年ぶりの開催となった第18回日韓財政当局サッカー部間親善試合~

財務省サッカー部 大滝 祥生


1.はじめに
9月2日(土)、千葉市稲毛にある稲毛海浜公園球技場において、第18回日韓財政当局サッカー部間親善試合(通称:日韓戦)が開催された。日韓戦はコロナ禍を理由に2018年平昌大会を最後に開催が見送られていたが、今回、日韓財務対話が再開されたことも契機に、中山光輝・内閣総理大臣秘書官(元在韓大使館参事官)の強力なリーダーシップに導かれ、再開することが決定された。日韓戦は、後述するように、私的な部活動の一環としてだけではなく、財務省の公式行事としての側面も有するため、今回はこの誌面を借りて、大会結果を報告したい。
また、今回の日韓戦再開にあたっては、数多くの関係者の方からご協力及びご支援を賜ったところ、ここに改めて、サッカー部一同から感謝の意を示したい。
(注)ご支援に関するご芳名については、末尾参照。

〈試合結果〉
第一試合:△日本 0 - 0 韓国△
(得点者)なし
第二試合:△日本 1 - 1 韓国△
(得点者)日本:玄番
MVP:(日本)玄番
(韓国)ベ・テラン
通算成績:36戦 12勝17敗7分
写真: 【全体集合写真】


2.開催までの経緯
日韓戦は、サッカーワールドカップ2002年日韓共催大会の決定を契機に、2000年に開始された。第1回大会を2000年に韓国・水原、また、第2回大会を2001年に日本・茨城で開催した後、原則として日本と韓国の地で交互に毎年開催(一大会当たり2試合)されてきた。前回第17回大会は2018年に韓国の平昌で開催されたため、今回は日本での開催となった。両国幹部での意見交換の結果、久しぶりの開催となるため、日韓の親睦といった創設時の趣旨に立ち返るためにも、初期の開催地と同じく、今年は東京近郊で、来年はソウル近郊で開催することが取り決められた。
開催するにあたり、日本側は、再開の立役者となった中山秘書官を名誉団長に、また、日韓戦創設時からサッカー部主将としてプレー面からもチームを引っ張ってきた森田稔・復興庁審議官を団長に据えて指示を仰ぎつつ、大滝祥生・復興大臣秘書官が幹事長として韓国側との連絡調整・部内調整を行い、開催の準備を進めてきた。
さらに、財務省サッカー部創設者の一人である羽深成樹・三菱ケミカルグループ執行役(元内閣府審議官)及び日韓戦創設者の一人である田中琢二・日本サッカー協会理事(元IMF日本代表理事)に顧問となっていただき、韓国幹部との交渉などにおいて支援をいただいた。
(注)財務省サッカー部及び日韓戦の歴史については、過去のファイナンス記事も参考にされたい。

1987年2月号「省内サークル紹介-大蔵省サッカー部」(田中琢二・大臣官房秘書課)
2000年12月号「海峡を越えたボレー・シュート-MOFイレブン韓国遠征記」(上西康文・通商産業省出向中)
2003年6月号「日本財務省・韓国企画財政経済部サッカー部第四回友好親善試合~韓国サッカーの底力を体感した2連戦~」(森田稔・理財局局付)
2009年7月号「負けられない戦いがここにもある 第10回日韓財政当局サッカー親善大会を終えて」(大滝祥生・主税局調査課)
2017年8月号「省内部活動紹介 サッカー部」(大滝祥生・大臣官房総合政策課)


3.幹部表敬等
(1)幹部表敬(9月1日(金)午後)
日韓戦においては、アウェイチームが開催都市に到着後すぐに、当地の財務省幹部を表敬することが慣例となっており、今回は、井田直樹・東京税関成田税関支署長、神田財務官及び三村国際局長への韓国選手団幹部による表敬訪問が行われた。神田財務官表敬においては、先般6月29日に開催された日韓財務対話においても日韓戦が話題となった点などから話が盛り上がり、本イベントは両省の大臣まで報告される内容となっていることや、日韓関係改善における象徴的なイベントであり、極めて有意義なものである点が確認され、最後に両チームのサッカーにおける健闘が祈念された。
写真: 【井田支署長表敬】
写真: 【神田財務官表敬(1)】
写真: 【神田財務官表敬(2)】
写真: 【三村国際局長表敬】

(2)幹部歓迎会(9月1日(金)夜)
また、韓国選手団到着日の夜には、一行を歓迎するため、羽深顧問のホストによる選手団幹部での懇親会が開かれた。一昔前の日韓戦においては、試合前日の歓迎会で、相手国主将といったサッカーにおけるキーパーソンに対してお酒での攻撃をしかけるという前哨戦の様相が強かったが、20年を超える歴史を持つ大会の中で選手団も高齢化したためか、直近の大会では比較的穏やかな前夜祭を過ごす雰囲気も醸成されており、今回も翌日の試合に備えてお互いに探りを入れながら、また、旧交を温めるといった趣旨が色濃く出る中、歓迎会は厳かに行われた。
ただし、中山名誉団長からは、岸田文雄・内閣総理大臣からの差入れであるベトナム産の朝鮮人参酒が持ち込まれ、幹部団で味見を行うとともに、翌日の試合後の全体懇親会での夜の戦いが約束された。
写真: 【集合写真】
写真: 【羽深顧問とソン審議官】
写真: 【中山名誉団長バナー交換】


4.試合結果
迎えた試合当日朝、9月に入ってもまだまだ衰えることの知らない強い日差しの下、海岸からの爽やかな風を受けつつ、総勢80名を超える両国選手団が稲毛海浜公園球技場に集った。親善試合とはいえ、試合結果を最も重視している両国選手団には、かつてのような二日酔い状態のものはおらず、全選手が万全の体制でグラウンドに集うことができた。また、稲毛海浜公園球技場は、サッカー日本代表や各国ナショナルチームも国際大会の際には練習場として使用するグラウンドであり、芝の刈込み状態や散水状況など、通常の財務省サッカー部の活動では出会えることがないほど素晴らしいものであり、まさに日韓戦という国際親善試合を行うにふさわしいものであった。
(1)開会式
開会式は、中山名誉団長及び韓国選手団長からの挨拶でスタートした。中山名誉団長からは、本大会は、コロナ禍を経て、日韓関係が改善する中で再会できたものであり、岸田総理にも結果を報告したいとの発言があり、両チームにとって、まさにナショナルチームとしての戦いとなった。次に、森田団長から、コロナ禍の大会休止期間中に、財務省サッカー部及び日韓戦の創設にご尽力いただいた上西康文・元税務大学校長、及びホン・ガンピョ・2018年日韓戦韓国総括幹事がお亡くなりになられたことが紹介され、参加者による黙祷が行われた。その後、坂口雄紀・日本キャプテンによる選手宣誓の後、東京都サッカー協会から派遣された本大会の審判団の紹介が行われた。勝負にこだわる日韓戦においては、その判定の公平性を保つために、必ずサッカー協会に審判団の派遣をお願いしており、今回は、小川顕康・審判員(2級)、鳥居尚登・審判員(2級)、大橋紀博・審判員(3級)、小柳理恵・審判員(3級)の4名が駆け付けてくれた。やはり、公式審判員がくると気持ちも試合も引き締まるものだ。

(2)第1試合

〈前半〉
(メンバー)
GK:田村
DF:山田、中井、芦川、片山
MF:堀江(→堀川和)、眞岩、岩下
FW:片岡、玄番、坂口

(模様)
試合開始直後から、貴公子・堀江のテクニックとボールハンター・眞岩のボール奪取により圧倒的にボールを支配し、右サイドに入った俊英俊足の片岡の突破により攻め続ける日本。しかしながら、韓国の気持ちの入ったディフェンスを前になかなか決定機を作ることができない。23分の飲水タイム直後には、コーナーキックが相手DFに当たりあわやオウンゴールかと思われるもポストに弾かれ、好調を維持している岩下のヘディングシュート、今大会に掛けるキャプテン坂口の左足シュート、裏に抜け出しネットを揺らした玄番のシュートはオフサイド、坂口のボレーシュートと、立て続けに韓国ゴールを脅かすも、得点には至らない。このような状況の中、日本チームにアクシデント。中盤で存在感を放っていた堀江が体調不良によりアウト、長年日本の攻撃を支えてきた堀川和が投入される。しかし、39分には、韓国のするどいカウンターが発動。右サイドの裏をとられ、冷静に中央に折り返されて相手FWがGK田村との一対一を迎えるも、ここは守護神田村がスーパーセーブでしのぐ。試合を支配する日本と強固な守備からのカウンターに活路を見出す韓国という伝統的な試合内容で前半を終える。

〈後半〉
(メンバー)
GK:田村
DF:山田(→阿部)、冨田、芦川(→田所)、細田
MF:田中(→毛利)、眞岩(→黒木)、堀川和
FW:片岡、玄番(→露本)、坂口(→星原)

(模様)
緊張感を保ったまま後半開始。後半立ち上がりにまず決定機を迎えたのは韓国。PAすぐ外からのミドルシュートはバーに救われる。その後は前半と同じく、日本が試合を支配する時間が続く。相手のカウンターに対しては、冨田が前に出て体を張ってはじき返し、左サイドに入った細田はこぼれ球の回収を繰り返し相手カウンターの目を摘みつつ、折を見て効果的な攻撃参加。芦川が巧みにラインをコントロールし、後半から投入された田中と毛利は小気味良くボールを回収・散らすことで日本のリズムを作る。学生時代は50m6秒フラット!でお馴染みの山田が堀川和との連携で攻撃を前に進める。終盤にかけては、星原と露本というスピードスターを2枚投入し、疲れの見える韓国DFの裏を突くことを試みるも決定機はなかなかつかめない。アディショナルタイムに、この試合日本にとって最大のチャンス。第一試合フル出場の片岡がDFラインを抜け出してのシュートはポストに嫌われるも、その跳ね返りに星原と堀川和が立て続けにシュートを放つもゴールは割れない。試合を通してみれば圧倒的に日本が支配するも、韓国の狙い通りでもある堅い守備で試合は拮抗し、両チーム無得点のまま引分けで試合は終了した。
写真: 【坂口キャプテンバナー交換】
写真: 【選手整列】

(3)第2試合

〈前半〉
(メンバー)
GK:田村
DF:星原(→片山)、中井、冨田(→田所)、阿部
MF:尾野(→大滝)、堀江、毛利、堀川武
FW:小森、露本

(模様)
ホームでの必勝を期して臨んだ第二戦。日本は多少のベテラン勢を投入してスタート。DF中井が積極的に中盤まで上がりゲームメイキングをするなど、第一戦よりも攻撃的に攻める日本。積極的に右サイドの尾野と星原で攻め込み、たびたびチャンスを創出するも、その後ろのスペースを活用されるという難しい展開。左サイドの阿部と冨田は引き続き安定したディフェンスでリズムを渡さない。前半途中からは、右サイドに大滝と片山を投入。左サイドの堀川武と毛利でボールを運び、小森の強力なロングパスから、右サイドでスペースをつくった大滝に渡すという流れができるも、いまいち積極的に攻め込めない大滝。サッカーがメンタルスポーツであることがよくわかる一面だった。日本右サイドをNo.45ベ・テランで攻めてくる韓国だが、ここは、前回大会夜の部の覇者(フラフラになるまで飲み明かした!)である片山が身体を張って食い止め続ける。この一対一の攻防は今大会のハイライトともいえるほど激しく、まさに伝統の日韓戦を感じさせるものだった。一進一退の攻防が続く中、ついに韓国がスコアを動かす。CKのこぼれ球から、一瞬の隙をついて冷静にゴールに流し込む。さすがのGK田村もノーチャンス。失点直後には、前半最大のチャンスが日本に訪れる。堀江の右サイドからの素晴らしいクロスに最後はファーサイドの露本。シュートは枠を捉えられずに前半終了。

〈後半〉
(メンバー)
GK:田村
DF:片山(→山田)、中井(→黒木)、田所(→芦川)、岩下
MF:堀川和、大滝(→片岡)、堀江(→眞岩)、田中
FW:露本(→玄番)、坂口
(模様)
ホームでの負越しは絶対に許されない日本チーム。逆転を期して後半に臨む。両チームともに疲れの見える中、確かな技術力を持つ選手が輝きを増す。堀江のゲームメイキングから右サイドの山田が駆け上がり、何度も鋭く美しいクロスを提供するもなかなかゴールにつなげられない。また、この試合圧巻だったのは、3年ぶりのサッカー出場となるという田所。肌の黒さだけでなく、かつての圧倒的なディフェンス力はいまでも健在だった。DFとMFの間で安定したボール回しを行い、坂口と堀川に縦につけて攻撃を加速し韓国を責め立てる日本。猛攻が実るかにみえたのは75分。ゴール前まで人数をかけて攻め込み、最後は堀川がゴールに流し込むもその直前のプレーがオフサイドとの判定。しかし、その直後に本物の歓喜が訪れる。何度も韓国ディフェンス陣に挑んでいた玄番が矢のようなミドルシュートを韓国ゴールに突き刺す。同点に追いついた日本だが、目指すは逆転勝利のみ。さらに猛攻をしかけるも、追加点を奪えずに試合は終了。双方の持ち味が存分に発揮された第18回日韓戦は、2引分けという結果に終わった。
写真: 【試合の模様】

(4)閉会式
日中の日差しもかなりやわらぎ、海風の涼しさと少しばかりの夕日が感じられる雰囲気の中、和やかな雰囲気で閉会式は始まった。審判委員長の講評では、両チームともに相手にリスペクトを持った戦いであったこと、また、両チームからサッカーを愛することが伝わる戦いであったことが評された。
中山名誉団長の閉幕の言葉においては、現役戦は2引分けに終わったため、決着は夜の部の懇親会で決めることが宣言された。参加者一同、岸田総理からの差入れである朝鮮人参酒が頭をよぎる中、大会は終了した。


5.全体懇親会
試合を終えて両チームともリラックスした状態で和やかに全体懇親会は始まった。積極的に日本選手に絡んでくる韓国選手たち、若干、人見知りな日本選手団という構図は5年経っても変わらない。少しずつお酒も入り打ち解けてきたところに、ちょうど中山名誉団長が到着し、岸田総理からの差入れが両選手団にふるまわれる。
まずは、両国選手団による相手国選手団のMVP発表。日本選手団からは殊勲の同点ゴールを挙げた玄番が選出され、韓国選手団からはカウンターの起点となり日本ゴールへ迫り続けたベ・テラン選手が選出され、両者による“ラブショット”が行われた。玄番選手は、当初全体懇親会は欠席の予定だったが、全体懇親会が本当の試合だと聞かされて急遽参加したところ、MVPを獲得するという強運の持ち主だ。また、韓国選手団に確認したところ、ベ・テラン選手は韓国企画財政部に採用されたばかりの若者であり、大会直前で急遽不参加となった選手の代理で来日してMVPを受賞するという「持ってる」漢である。しかし、かなりの若者なのに「ベテラン」という名前なのも持ってると思わざるを得ない。。。来年もぜひ対戦して抑え込みたいものだ。
MVPのラブショットに引き続き、各国幹部から署名をいただいたバナーを代理に指名されたものが交換する都度、ラブショットは繰り広げられ、5年間の休止期間に自然と築かれた心の壁はあっという間に崩されていく。その後も、各選手団の自由なバナー交換とそれに伴うラブショットが続き、熱戦はなかなか終わらない。ついに、坂口主将が耐え切れず倒れたところで、中山名誉団長より試合終了のホイッスル。中山名誉団長からは、夜の部の死闘においても両国は相譲らず引分けに終わった旨が宣告され、永遠のライバルとの勝敗は翌年、ソウルにおいてつけられることが約束された。
こうして、第18回日韓戦は、最後まで中山名誉団長の指揮のもと締まりのあるまま終わり、会場を後にした選手たちは、それぞれ葛西の闇夜に消えていったのだった。
写真: 【中山団長による岸田総理からの差入れ】
写真: 【ラブショット一例】
写真: 【選手バナー交換】
写真: 【MVPトロフィー授与】

コラム:OB戦
日韓戦は20年以上も続いており、当然ながらその間、スパイクを脱ぐ選手も数多くいる。日韓戦では、かつての選手たちが日韓ともに顔を合わせ、旧交を温める貴重な機会ともなっており、2016年大会からそうした引退した選手の出場を前提としたOB戦も開催されている。選手交代自由、勝敗も記録しない、試合時間も20分ハーフというルールの下に行われているOB戦だが、これはこれで毎回白熱した試合が繰り広げられている。
今回の日韓戦は関東近郊開催ということもあり、数多くのOBも参集し、OB戦に出場した。日本側の顔ぶれは、まさに12年前の日韓戦現役戦メンバーそのものといっても過言ではなく、随所で暦年の息の合ったコンビプレイがみられた。その結果、日本OBチームは3-1で見事に韓国組に勝利することができた。一部では、OB戦を含めれば今大会は日本の大勝利との声も聞かれたが、韓国がそれを認めるはずもない。

〈試合結果〉
○日本OB 3 - 1 韓国OB×
(得点)大滝2、北岡
(メンバー)
GK:塚原
DF:重本(→曽根)、影山、三好、今井(→黒木→武田)
MF:森田(→佐々木)、大滝、中山(→千葉)
FW:千葉(→千葉翔)、北岡(→前川)、和田(→田伏)
(MVP)大滝
写真: 【OB戦終了】


6.終わりに
5年ぶりの開催となった日韓戦が無事に終わった。コロナ禍においては、日韓戦だけでなく財務省サッカー部の活動そのものがかなり縮小した時期もあり、日韓戦の運営だけでなくサッカー部そのものの活動を再開させることがここ一年間ほどは大きな課題となっていた。しかし、ふたを開けてみれば、新たにサッカー部に入部してくる若手も多く選手層は大きく若返り、また、ベテラン勢が積極的に日韓戦の運営に関与したことで失われたノウハウの復旧もうまくいったように感じられる。特に、今大会では、山神行人と藤岡崇氏が韓国選手団の移動用マイクロバスの運転手を買って出てくれるなど、オーダーメードながら気持ちのこもった対応を韓国選手団に示せたのではないかと思う。
また、今回、久しぶりに韓国選手と相まみえたが、相変わらずの自己主張の強さとメンタル面での積極性が感じられ、ここ数年で業務面でも感じた韓国人の特徴が思い返された。国際親善及び日韓親善はとても重要なことであるが、それは相手国の事情や特徴をリスペクトした上でしか成立しない。今後も世界に敬意をもって接し、世界平和を成し遂げたい。
この5年間で日韓関係が大きく変化し、また日韓戦の現役メンバーも大きく若返り、ともに新しい時代に突入したと言えるだろう。日韓戦を持続可能な形で継続できるようこの新時代を生き抜いていきたい。

筆者プロフィール
大滝 祥生(おおたき さちお)
2007年財務省入省。同年、サッカー部入部。現在、復興大臣秘書官。
日韓戦は今回を含めて7回参加。
不惑を過ぎて、週末はシニアリーグでプレーしつつ、夜はロンドン留学時代からの趣味であるアーセナル観戦を欠かさない。

図表 (参考1)日本選手団一覧
図表 (参考2)ご厚志をいただいた方