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子供たちの未来のために、安心安全で豊かな日本を守り抜く

財務大臣政務官 高村 正大

「子供たちの未来のために、安心安全で豊かな日本を守り抜く」、2017年の総選挙で初出馬の時から訴え続けている私の思いです。その思いを実現する為に、与党の議員として1期目の4年間、死に物狂いで勉強をし、政策立案に関わってきました。そして、昨年10月に岸田新政権の発足に伴い、財務大臣政務官を拝命しました。32年前に父が大蔵政務次官をさせて頂いた事もあり、不思議なご縁も感じての就任でした。
就任直後の第49回衆議院議員総選挙で2度目の当選を果たす事が出来、その後、令和三年度補正予算、令和四年度予算の編成、成立に関わり、多くの事を勉強させて頂きました。財務大臣政務官として、どの様なスタンスで仕事に取り組んでいくべきなのかと考えた時に、

(1)財務省設置法 第三条 
財務省は、健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務とする。

(2)財務省の使命
国の信用を守り、希望ある社会を次世代に引き継ぐ。
納税者としての国民の視点に立ち、効率的かつ透明性の高い行政を行い、国の財務を総合的に管理運営することにより、広く国の信用を守り、健全で活力ある経済及び安心で豊かな社会を実現するとともに、世界経済の安定的発展に貢献して、希望ある社会を次世代に引き継ぐこと。
この2つが、私自身の「子供たちの未来のために」という思いとも重なり、自分自身の立ち位置を再確認する上で、非常にしっくりときました。
初当選以来、与党議員の立場で、外交・安全保障・教育問題・エネルギー政策・コロナ禍における経済対策等に全力を尽くしてまいりました。良い政策・必要な法律を作って、必要な予算をしっかりと獲得し、政策を進めていく事が全て善で、限度はあるにしても、時には必要な予算を出し渋る事などあってはならないとも思った事もありました。
ここ数年、我々は新型コロナウイルス感染症によるパンデミックやロシアのウクライナ侵略など、今までの常識では考えられなかったような事態に直面しています。新型コロナウイルス感染症の発生以来、我々の政治活動も日常生活も大きく変わることとなりました。また、多くの企業・国民の皆様が不自由な思いをされ、外出自粛、三密回避、リモートワーク・デジタル化等、新たな日常生活を余儀なくされました。この様な中、行政サービスを含めて、日本社会全体のデジタル化の遅れや、多くの無駄が浮き彫りとなりました。戦後の日本社会で、先人達が創り上げてきた我が国の社会システムが素晴らしかった事も、デジタル化や無駄の排除が遅れた原因の一つではないでしょうか。
今回の新型コロナウイルス感染症に対応する医療体制等の強化の為の主なものだけで16兆円、雇用や生活支援の為の主なものだけで6兆円以上もの国費が投入されてきました。この様な緊急事態に対応する為の国費の投入は、今までしっかりと財政の健全化を目指してきた事で、円や日本の国債に対する信任があったから可能であったとも言えるでしょう。
今後は新型コロナウイルス感染症への対応だけでなく、ロシアのウクライナ侵略に伴う物価高騰にも対処していかなければなりません。無駄を排除し日本社会の構造改革を進め、今を生きる我々だけでなく、将来世代を含めた全ての国民の為にどんな政策が正しいのか、どんな予算を作っていくべきなのか、このような視線で引き続き日々の仕事に取り組み、子供たちの未来のために、安心安全で豊かな日本を守り抜いて行きたいと思います。