【質疑応答】
問)4月末から5月末までの為替介入の総額は11兆7,349億円でした。円買介入として過去最大ですが為替市場は1か月ほどで介入前の水準に戻しており、過去に比べて戻りが早いとの指摘もあります。大臣や財務官が事前に予告して介入に踏み切る手法の効果についてどのようにお考えでしょうか。また足元の市場動向を踏まえ今後の為替政策をどのように進めていくお考えでしょうか。
答)4月28日から5月27日までの為替介入の総額について、5月29日に通常のスケジュールどおり公表をされておりまして、そのとおりです。いつものように為替介入については、それ以上申し上げることはありません。また足元の為替動向についてもいつものように具体的なコメントは差し控えたいと思います。いずれにしても、まだホルムズ海峡の状況が様々な評価がありまして、こういったものに引きずられて石油その他現物市場も非常に大きく動いているというか、ボラティリティが高い状態のままではないかと思いますので、為替につきましては必要に応じ、いつでも適切に対応するという発言を維持しております。
問)為替に関連してもう1点追加でお伺いします。マーケットとのコミュニケーションについてお伺いしたいんですが、大臣は12月以降、断固たる措置という比較的強い言葉を使って牽制をされていたかと思いますが、このような連続した強いメッセージを使用することで口先介入の効果が薄れてしまったのではないかとの見方もあります。改めて為替介入に踏み切るまでのこれまでの市場とのコミュニケーションは効果的に行われていたかどうか、評価をお聞かせください。
答)あくまでも一般論としてしかお話しできないですが、皆様がある程度予測されているような警戒態勢とかということについて言葉が決まっております。その言葉をずっと発動するような状況にあったからそのようにしているので、逆にそれを変えてしまうと誤解もあり得るのではないでしょうか。いずれにしても私から申し上げられるのはそういうことでございまして、ベッセント長官もこの8か月で2回日本を訪問しての日米財務大臣会談をやっておりますし、アメリカでもしております上に、さらにG7やG20でもお会いした際に話をしておりまして、この関係につきましては非常に緊密に意見交換をしており、各々が市場の状況をしっかりとウォッチしているということには変わりがないと思います。
問)新潟県知事選で片山大臣の発言を紹介して花角知事に投票を呼びかける応援演説があったんですけれども、その内容は政令指定都市で自民系の知事・市長がそろっているのは新潟だけだと。新潟には予算がつけやすいという片山大臣の発言を紹介して花角知事の再選が必要だと。予算が潤沢につく状態が続くという趣旨の発言があったんですけれども、これは自民党の政令指定都市の団体の副会長の小泉新潟市議が発言したんですけれども、この発言、ご記憶はないでしょうか。そういう趣旨の発言をしたことはないんでしょうか。
答)そういう趣旨の発言は全くしておりません。ご指摘がありましたので私が新潟県知事の応援というか、新潟県の花角知事は私の東大の同期でございまして旧知の仲ですから、初めての選挙のときも応援に入りましたし、今回は直接応援、選挙日程中ではなくて5月9日に県連及び地元の様々な団体、自民党の要請によりまして都市政策フォーラム、県知事及び市長も来られる、地元の議員も来られるというところで私が講演し、質疑応答をして、最後にみんなで頑張りましょうというのだけが私の今回の新潟入り、それだけです。そのセミナー、シンポジウムは全てオンレコでございまして、ここに発言録がございますが、そういう発言は全くありません。それ以外に入っていないので、あり得ないと思います。
問)自民党の政令指定都市の団体の副会長の小泉市議がそういう発言を紹介していたんですけれども。
答)私はどういう立場でもその発言をしたことがありません。ご確認もなくそのようなことを聞かれること自体が、もしこれが仮に投票日前だったら選挙妨害ではないかと強く思います。
問)虚偽事項公表罪に当たるとは思われないんでしょうか。
答)何度も申し上げますけれども、私はそのような発言をしておりません。
(以上)

