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中谷副大臣、舞立副大臣就任記者会見の概要(令和7年10月23日(木曜日))

【冒頭発言】

中谷)皆様こんばんは。このたび財務副大臣を拝命いたしました中谷真一でございます。私、政治の世界に入る前は陸上自衛隊で10年間務めました。2012年の選挙に出まして現在5期であります。私が経験した役職は経産副大臣、外務政務官、そして国会では国土交通委員会の筆頭理事等々の役職を務めました。これまで国民の皆様に頂いた機会、また経験・知識等を使って、またこの役職で国民のために貢献していきたいというふうに考えているところであります。しっかりと高市政権を支えるべく、特に片山さつき大臣をお支えしながらやっていきたいというふうに思っているところであります。また皆様におかれましては、ご指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。

舞立)このたび財務副大臣に就任させていただきました参議院議員の舞立昇治でございます。私は国会議員になる前は総務省に勤めておりまして、総務省や地方自治体、約14年間勤務させていただいた後に、2013年の参議院選挙で初当選させていただき、以来農林水産大臣政務官や内閣府の大臣政務官、はたまた参議院では農林水産委員長等、約12年間経験させていただいております。片山大臣からは税制や関税の改正、財政投融資、そして国債、国有財産関係を担当するように指示を受けておりまして、これから中谷副大臣とともに片山大臣をしっかりお支えしていきたいと思っておりますので、今日は皆様どうぞよろしくお願いいたします。

【質疑応答】

問)副大臣に就任されて、いろいろ担務のご指示もあったかと思いますけれども、それも踏まえて改めてこれからの取組の抱負をお願いいたします。

中谷)今後の抱負でございますけれども、特に高市政権は積極的な財政によって国民生活を豊かにするということを今言っております。特に財務省においては予算、そして税制等々で支えていくということでございますから、非常に重要な役割を今後担うことになると思っております。国民の期待に応えられるように、私どもも全力でやっていきたいと思っております。

問)担務はいかがでしょうか。

中谷)私の担務は予算、国際関係、金融政策です。

舞立)まず、やはり長引くコストプッシュ型のインフレが続く中で、非常に実質賃金のマイナスももう3年以上ほぼマイナスという厳しい状況が続いている。この不安をいかに払拭していくか。そして賃上げ、価格転嫁、成長型経済への移行に向けて、この財務省の役割というのは非常に私は重要だと考えておりまして、高市政権が掲げる責任ある積極財政をいかに財務省として知恵を出して、インフレ経済、そしてインフレ社会に対応できるあるべき次のステップへ移行できるように全力を尽くしていきたいと考えております。当然ながら本当に国民生活をよくして、経済をよくして安定させる、国民の皆様の不安を払拭するというのが、今最大の私はテーマだと思っておりまして、その面で財務省ができる部分は非常に大きいと考えておりますので、事務方の皆さんと一緒になって汗をかきながら、馬車馬のように働いていきたいと思っております。

問)中谷副大臣にお伺いします。早速ですが、来週日銀の政策決定会合に出席、2日目されるのではないかと思いますけれども、意気込みですとかどういった姿勢で参加したいかということをお聞かせいただけますと幸いです。

中谷)金融政策決定会合に参加をいたしますが、マクロ経済政策の全体については、私ども政府がしっかり責任を持つということだと思っております。ただ、日銀法においても、日銀の金融政策が経済政策の一環を成すものであることを踏まえて、日銀が政府と連携を密にし十分な意思疎通を図るということは、これは重要であると思っておりますけれども、その上で金融政策というのは、特に手法は、これは日銀に委ねられるべきだと考えておりますし、私からそこでどういうことだという具体的なコメントについては、差し控えたいと思っております。日銀には引き続き政府と密接に連携を図り、経済・物価・金融情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標の持続的・安定的な実現に向けて、適切な金融政策運営を行うことを期待しているというところであります。

(以上)