【冒頭発言】
【質疑応答】
問)本日、大臣が今朝会見をされていたときに日米間での為替の共同声明というのを出されたと思いますが、こうした為替に関しての話というのはどう展開されたんでしょうか。
答)今回はあくまでも冒頭申し上げたロシアのウクライナ侵略に関する対応ということでありますので、具体的な中身については申し上げませんが、おっしゃる視点の議論はしていないところでございます。
問)ロシアに原油を購入している中国やインドへの関税を引き上げるということをアメリカが主張するという報道がありましたが、このことについては話し合われたんでしょうか。
答)個々の議論の中身については、先ほど申し上げましたが控えさせていただいております。いずれにしても今回の議論も踏まえて、先ほど申し上げた事務レベルでよく協議をし、また必要に応じ、このようにG7の財務大臣での会合で議論をしていく、こういうことになったということであります。
問)G7で今回、何か合意と言えるようなもの、確認事項も含めて、そういったものはありましたでしょうか。
答)これからまさに事務レベルで議論を深めながら必要に応じて、または大臣間で議論しましょうと、こういうことであります。
問)その結論のメド、要は議論をしていくということですけれども、結論のメドがあるのか、あればいつ頃か、そういう話し合いがあったのかということと。また、関税をかけるとか強硬措置をとることが結論としてあり得るかどうかということもご認識を伺えればと思います。
答)まず、後者の点は、中身は申しあげられませんけれども、まさにこれからいろいろなことをどう対応していくべきなのかということについて、まず事務レベルで協議をしていくということで、それを待って最終的に我々の中で議論していくというプロセスになります。では期間はどのくらいかということでありますけれども、現下の状況を見てそんなに長い期間をかけるべきではないというのは共通の認識だと思います。
(以上)