【質疑応答】
問)2026年度予算案について各省庁の要求の目安となる概算要求基準が近く閣議了解されると承知しています。参院選を経て減税や財政出動を求める声が高まる中、財政健全化とのバランスを踏まえてどのように予算案の編成を進めるお考えでしょうか。
答)まず、令和8年度予算の概算要求基準については、現在その策定に向けて、与党におけるご審議を含めて、必要な調整が行われているというのが今の状況であります。その上で、我が国経済・財政に対する市場からの信認を確実なものとすることが非常に重要であります。令和8年度予算についても、歳出改革努力を継続しつつ、経済・物価動向等を踏まえ予算編成に適切に反映することにより、経済あっての財政という考え方のもと、まず経済の再生を進める中で財政健全化に取り組み、両立を図っていきたいと考えています。
(以上)