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加藤財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(令和7年2月14日(金曜日))

【質疑応答】

問)本日、所得税法などの改正案が審議入りする予定ですが、いわゆる年収103万円の壁の引上げに関しては、更なる見直しに向けて、食料品だけに絞った物価上昇率や、1人当たりの最低生活費を基準にするなどの案が与党内から出ています。大臣はこうした考え方についてどう認識されていますでしょうか、お考えをお聞かせください。

答)今日、所得税法について本会議、また財務金融委員会でご審議をいただくこととしております。
 今、与党税制調査会の幹部等の中で、様々なご意見が出ているというお話であります。実際、私も税調のメンバーを務めさせていただきましたが、日頃からいろいろなやり取りがあるということはそのとおりだと思います。ただ、その内容については、一つ一つ政府側からコメントするというのは差し控えさせていただいておりますので、そうした議論もしっかりしていただきながら引き続き対応させていただき、我々としてしっかり説明をさせていただきたいというように思っています。

問)先程、福岡大臣とともに官邸に入られたと思うのですけれども、多分高額療養費のお話かと思いますが、総理からどのような指示があったのかということと、高額療養費の見直しについて大臣はどのような視点で対応することが大切とお考えか、お聞かせください。

答)高額療養費の話、これは主として福岡厚生労働大臣が対応されておられます。私は予算にかかるということで陪席をさせていただいたという経緯であります。詳細は福岡大臣からお聞きをいただければと思いますけれども、福岡大臣から現状の報告があり、総理からはしっかり対応してというような趣旨のお話があったものと認識をしております。

(以上)