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瀬戸大臣政務官・佐藤大臣政務官就任記者会見の概要(令和5年9月19日(火曜日))

【冒頭発言】

瀬戸政務官) このたび財務大臣政務官に就任しました瀬戸隆一でございます。よろしくお願い申し上げます。
 簡単に自己紹介をさせていただきます。私は、郵政省に入省しまして、途中から総務省になりましたけれども、郵政行政、通信行政に携わってきました。途中、民間企業に出向したりしましたが、その後、2012年に立候補をしまして、今3期目であります。国会におきましては農林水産委員会とか、決算行政監視委員会の理事、そして前回の通常国会においては、厚生労働委員会に所属しておりました。また党の方では病院のサイバーセキュリティの対策とか、そういったこともやっていたところであります。
 いずれにしましても、いろいろなこういった経験等を活かしながら、両副大臣と、そしてまた佐藤政務官と一緒になって、鈴木大臣をお支え申し上げたいというふうに思っています。よろしくお願いします。

佐藤政務官) このたび財務大臣政務官に就任しました佐藤啓と申します。
 簡単に自己紹介させていただきますと、平成15年総務省に入省しまして、その後、地方自治関連の仕事であったり、また、総理官邸で総理補佐官の秘書官をさせていただいたりしまして、約12年半総務省に務めまして、2016年の参議院議員選挙に出馬をして、今2期目となります。この間、政府では経済産業省の大臣政務官を3年前にやらせていただいたり、また国会の方では議運の理事だったり、党の方では直近まで税調の幹事もやらせていただいておりました。
 これまでの経験を活かして、両副大臣や瀬戸政務官とともに鈴木大臣をしっかりお支えしていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

【質疑応答】

問)それぞれの大臣から指示があった所管業務を踏まえた上で、今後力を入れていきたいこと、それぞれお一人ずつお伺いできますでしょうか。

瀬戸政務官)私は衆議院の方の担当になりまして、衆議院という意味での国会担当ということになります。
 抱負でありますけども、今、やはりコロナを経まして、世の中大きく変革してきているなと思います。そういった中におきまして、特に私の地元の香川県では、本当にいろいろな方々が、物価高騰に非常に苦しんでいらっしゃる。また、民間企業の方々も物価高騰、またはガソリンの高騰もそうですけれども、いろいろなところでなかなか利益が出ないという、非常に厳しい状況になってきているという状況であります。そういったことに対しての対策は何かできないかと思っています。
 そしてまたもう一つ、コロナを経て、出生数が予想以上に減ってきている感じがします。幼稚園、保育所に入ってくる子どもが減ってきている。将来、地域を維持していけるのかということですね。そういった問題にもなってきておりまして、少子化問題、こども政策は非常に重要な問題だと思っています。その問題に対して、抜本的な対策ができないかということも、これもしっかり取り組んでいきたいと思っています。
 また、私はずっとデジタル化やIT化などに取り組んできました。生成AIの話も出てきています。イノベーションをどんどん活発化していく、そしてまたDX化、GX化に取り組んでいく、そしてスタートアップを育成していく、そうすることによって投資をもっともっと呼び込んでいって、日本経済がもう一度また活性化するような、そういった経済にしていきたいとも思っております。
 そして、防衛財源の問題についても、国民の皆様の理解を得られるように、しっかりと議論していくことが必要かと思っています。

佐藤政務官)瀬戸政務官が衆議院側の国会等の担当ということでありまして、私は参議院議員でありますので、参議院の担当ということになります。
 その上で、政治、この政務の役割、大きな役割の一つに、やはり役所の皆さんが存分に力を発揮できるような、そういった環境を整えるということがあるのかなと思っています。
 私自身は今44歳、3歳半の息子がいますけれども、妻との共働きであります。今の財務省の職員の皆さんも現役世代の皆さんは共働きで、また家事、育児を分担されながらお仕事をされるという方も多いと思います。ですから、そういった働き方に配慮をした財務省をつくっていく必要があるのかなと思っています。
 1つは、やはり男性の育休取得ですね。財務省においては、各省庁と比較して、かなり取得率は高い方ではあるんですけれども、実質的に十分な育休が取れているのかどうかというところも含めて、育休の取得など、働き方改革をしっかり前へ進めたいなと思っています。
 また、事務をより効率的にやっていただくということで、今は予算の査定なんかも他省庁との関係ではオンラインで話を聞いて査定をするというようなことも試みていただいているようでありますけれども、様々な場面で必ずしも対面でなくてもできることがありますから、この事務の効率化、DX化、こういうことも財務省の中でもっと進めることができればよいのかなと思っています。

(以上)