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鈴木財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(令和4年10月18日(火曜日))

【質疑応答】

問)18日の東京外国為替市場でも、円相場が対ドルで149円台に下落するなど円安が進んでいます。足元の円相場の動きは過度な変動に当たるか、大臣のお考えをお聞かせください。また政府としての対応に関してもお考えをお聞かせください。

答)この為替の動きがどうなっているのか、私も強い関心を持って見ております。緊張感を持って為替の動向を見ているという状況でございます。
 いずれにいたしましても、投機によります過度な変動、これは容認できないと。為替市場の動向を高い緊張感を持って注視をして、過度な変動に対しては適切な対応をとりたい、そういう従来の考えはいささかも変えておりません。今日もしっかりと緊張感を持って市場の動向を見ていきたいと思っています。

問)為替について政府が覆面介入をしているのではないかという見方がありますが、このことについて事実関係と大臣のコメントをお願いします。

答)一般論で言えば、為替介入をして公にすることもあれば、一切表に出さないこともございます。一般論としてはそういうことです。今のご質問に対しましては、あえてコメントいたしません。

問)今日から防衛費についての与党協議が始まりますけれども、改めて防衛費についての大臣の考えを伺いたいと思います。

答)防衛費については、予算編成過程で、いわゆる3文書の策定と併せて防衛費の財源確保の在り方について、防衛力強化の内容、規模とともに一体的に検討していくということでございます。
 そして、9月30日に有識者会議の第1回目が開催をされました。財源の在り方についても、その場でもご意見を伺うということになっております。
 私は、かねてより防衛費の財源等についても、国民の皆さんの理解がなければならないということを申し上げておりまして、今後、与党での議論も始まるわけでございますけれども、国民的な議論、これも活発に行われることが望ましいと思っております。

(以上)