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宮本政務官・金子政務官就任記者会見の概要(令和4年8月15日(月曜日))

【冒頭発言】

宮本政務官) このたび財務大臣政務官に就任いたしました参議院議員の宮本周司でございます。
 私自身は石川県出身でございますが、2013年の初当選以来、この春までは2期約9年にわたって、全国比例代表の参議員として活動してまいりましたが、この春、石川県選挙区の補欠選挙で、県選挙区議員として転出したところでございます。政府の方に関しましては、令和元年の秋から1年間、経済産業大臣政務官を務めておりました。そして参議院の方におきまして、国会の方におきましては、主に経済産業委員会をずっと委員として経験をしてまいりましたし、特に直近の2年間に関しましては、経産委員会筆頭理事、そして拉致問題特別委員会筆頭理事を務めてまいりました。また長く、実は決算委員会の方、委員、理事も務めておりましたが、2年前からは予算委員会の方に移ってやってまいりました。
 こういった経験を生かしまして、これからしっかりと鈴木大臣をお支えしながら、また、先程会見をされました秋野副大臣、また井上副大臣を補佐し、そして金子政務官と一緒に尽力をしてまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

金子政務官) 改めまして、今回、政務官を拝命いたしました衆議院議員の金子俊平と申します。
 私は大学を卒業した後、民間の不動産会社で5年サラリーマンをやりまして、その後、私の父であります衆議院議員の秘書をさせていただきました。その間、閣僚に任命されたこともありましたので、それに併せて国交大臣秘書官をやらせていただきました。2017年、ちょうど約5年前ぐらいだと思いますけれども初当選させていただきまして、それ以降は党では農林、また国交部会の副部会長を経験させていただき、また同様に衆議院の方でも国交委員、農水委員、内閣委員、それから私のところは災害が多かったものですから、災害特の委員もさせていただいたところであります。
 しっかりと経験を生かしながら鈴木大臣をしっかりと、また両副大臣をサポートさせていただき、宮本政務官と共々にまた職務に邁進していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

【質疑応答】

問)まず1点目ですが、今回就任に当たりどういった職務をされていきたいのか、抱負をお願いいたします。それぞれお願いいたします。

宮本政務官)では、私の方から。我々政務官は、特に担務が分かれるわけではないわけでございますので、国会関係事務であったり、また与党対応、こういったものを通して、財務省の所管する全般に関して取り組んでいくことになります。 主には衆議院と参議院それぞれの立場がありますので、私が参議院側、そして金子政務官が衆議院側というふうに主になろうかと思います。
 抱負に関しましては、やはり国内外に様々な問題、課題が山積する中で、いかに日本が持つ国力を高めていくか、各省庁がそこに対して専門的な分野から取り組まれていくわけでございます。財務省の立場では、それぞれの政策がしっかりと機能するために、その役割を果たしていかなければいけないと思っておりますので、その観点におきまして、まさに新たな日本の富を生み出すために、財務省として各挑戦を支えるような環境づくりというものも意識をしなければいけないと思いますし、当然、課題や問題の解決に関しましては、各省庁と連携をして機動的に、また効果ある環境、政策の実現に取り組まなければいけないと思っておりますので、そういった部分を意識して取り組んでいきたいと思っています。

金子政務官)私は、主に衆議院側の方を担当させていただくことになろうかと思います。
 特に抱負といたしましては、アフターコロナやウィズコロナを迎えなければいけない中で、我が国の経済をまた再度上昇志向に向けていかなければいけない。一方で、限られた予算をどういうふうに効率的に配分していくのか、まさに国から、また国民の皆さんから、民間の企業から求められている財務省の役割というのは非常に大きいんだろうというふうに思います。そういう点でしっかりと鈴木大臣、秋野副大臣、井上副大臣をお支えしながら、また財務省を中心にして、しっかりと日本の経済の復活に寄与できることをサポートしていきたいというふうに思います。

問)それでは2つ目の質問です。旧統一教会問題に関連してですが、これまで旧統一教会と何らか関わりをお持ちだったかということと、この旧統一教会と政治家をめぐる問題について、どのようなお考え、所感をお持ちなのかお尋ねいたします。順にお願いいたします。

宮本政務官)まず私のこれまでの活動の中で、当該団体と何らか関係があったかということに関しては、全くございません。
 今、統一教会に言及してのことになるかとは思いますけれども、やはり社会的な問題が指摘されている、そのことも認識しておりますので、当然、政治家としてそういった存在のものとはしっかりと一線を画す、注意をしなければいけないと思っております。

金子政務官)初当選が2017年でありますけども、初当選以降、私の知る限りそういった関係はございません。

問)この旧統一教会と政治家をめぐる問題、これについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。

金子政務官)国民の皆さん方から疑念を持たれている団体、また疑惑の持たれている団体とのお付き合いというものは、我々政治家ですからしっかりと襟を正した上で、関係性を改めて、お付き合いのある方は見直さなきゃいけないでしょうし、考えていかなければいけないんだろうというふうに思います。

問)金子政務官にお願いいたします。特に関心があること、取り組みたいと思われることはどんなことでしょうか。

金子政務官)先程申し上げましたとおり、今、第7波と言われるものを迎えている中でありますけども、一方で、アフターコロナ、ウィズコロナを見据えた中で、やっぱり経済をしっかりと回していかなければいけない。特に私の選挙区は、日本でも有数に大きい選挙区でありまして、その大きい選挙区というのは、イコール人口密度が非常に少ない地域も多いんだろうと。都心だけではなくて、やっぱり我々の地方にまでコロナの間のつらい状況、コロナ不況と言われるものを脱却したんだというような状況を見据えていかなければいけない、そういうような機動的な予算配分をまた財務省の皆さん方と一緒になって考えていきたいというふうに思います。

(以上)