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麻生副総理兼財務大臣兼内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(令和3年9月17日(金曜日))

【質疑応答】

問)先程、自民党の総裁選が告示され、4名の方が立候補されました。このうち岸田さん、高市さん、河野さんは記者会見などで格差是正などの観点から金融所得課税の強化の必要性を指摘されています。金融所得課税の見直しについて大臣のご所見をお願いします。

答)各候補者の主張についてコメントすることはありませんけれども、金融所得課税の20%、25%、その話だろう。この話は確か与党税制調査会で来年度の検討項目に挙げられた話だと思いますので、与党税制改正大綱を決める今年末ぐらいのところでいろいろ議論が行われていく中で検討される話なので、今この段階でその3人の候補者が言っておられるからどうのこうのという前に、与党税制調査会でこの話をされていると理解しています。

問)中国がTPPへの参加を申請しました。申請したことへの受け止めや中国の参加の是非について大臣のお考えをお願いします。

答)TPPの加盟の項目をよく読んだらわかるけれども、例えば国有企業のルールの話等、えらく細かく書いてある内容をよく読んでみたら、その上で新規加入できるような状態ですかね今の中国は、とは単純に思いますけれどもね。受け入れる側11カ国から見て、本当にこのルールどおりやれますか、という話なんじゃない、多分。まだそんな段階ですよ、今。よく内容を知りませんけれども、事務局は今ニュージーランドか。ニュージーランドにその申請が出されたということは知っていますけれども、内容については正直。そんなところですね。

問)先程、総裁選についてもありましたが、先週は立候補者のうち岸田氏ですとか河野氏が大臣室を訪れて話し合いがされていたかと思うんですけれども、改めて大臣はどの候補がふさわしいと考えるのかと各候補者は経済政策や財政についても言及していますが総裁選に期待されることは何か、お答えください。

答)先週も似たような質問があったと記憶しますけれども、ここは財研の記者クラブなので、この種の質問は財務大臣として財研の場所を借りて話をするような話ではありませんから、総裁選挙についてコメントすることはありません。今のが答えです。

(以上)