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「UHCフォーラム2017」を開催します

平成29年12月4日

財務省

「UHCフォーラム2017」を開催します

  1.  平成29年12月13日、14日、東京プリンスホテルにおいて、財務省は、外務省、厚生労働省、世界銀行、世界保健機関(WHO)、UNICEF、UHC2030、国際協力機構(JICA)との共催により「UHCフォーラム2017」を開催します。

  2.  ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)は,全ての人が生涯を通じて必要な時に基礎的な保健サービスを負担可能な費用で受けられることです。UHCの推進は、平成27年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の目標3のターゲットの一つであり、エボラ出血熱のような公衆衛生危機への備えにも資するものとして、世界的に注目が高まっています。日本は、平成28年5月のG7伊勢志摩サミットや同年8月の第6回アフリカ開発会議(TICAD VI)において国際保健を重要な柱と位置づけ、UHC推進に係るビジョンを示しました。

  3.  今回のフォーラムは、こうしたビジョンを各国で実現すべく、国際的なUHC推進のモメンタム強化や、各国でのオーナーシップをベースとした援助機関との連携体制の構築・強化、必要な財源確保、継続的なモニタリング等についての具体的な方策を議論する重要な機会となります。このフォーラムでは、各国のUHCの進捗をフォロー・促進するため、各国の政府高官や国際機関の代表、専門家を多数招いて議論を行います。日本としても、今回のフォーラムでの議論を通じて、各国のUHC実現に向けて引き続き積極的に貢献していきます。

  4.  なお、本フォーラムの関連行事として12月12日、15日にサイドイベントの開催も予定されています。

(参考)
 主な出席予定者
国際機関(キム世界銀行総裁、テドロスWHO事務局長、レークUNICEF事務局長等)、各国政府関係者(保健大臣、財務大臣等)、学識経験者、市民団体、民間企業等

(関連リンク:UHCフォーラムウェブサイト)

  http://universalhealthcoverageday.org/forum/