日本政府は、より多くの熱意ある日本人職員の採用を国際開発金融機関(MDBs)に強く働きかけており、EBRDもその声に応えるべく採用活動を行っています。今般の若手職員向け公募情報もその一環であり、日本政府としてもこれを後押しする観点から、広く国民に周知するものです。
International Professionals Programme(IPP)は、EBRDが実施する若手専門職員育成を目的としたプログラムです。IPPでは、EBRD本部またはEBRD地域事務所でトレーニングを受けながら実務経験を積むことができ、期間終了後にはEBRDの正規職員のポストに応募することが可能です。
2025年は、下記のとおり銀行部門(本部)、銀行部門(地域事務所)、ファイナンス部門、IT部門、リスク部門、政策・パートナーシップ部門、人事・組織開発部門での採用が予定されています。ご関心のある方は、各部門のウェブサイトからご応募ください。締め切りは3月23日(日)です。
○ | 採用予定部門ウェブサイト |
銀行部門(本部) | |
https://jobs.ebrd.com/job/London-Banking-Analyst-International-Professionals-Programme/1177446301/ |
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銀行部門(地域事務所) | |
ファイナンス部門 | |
IT部門 | |
https://jobs.ebrd.com/job/London-IT-Analyst-International-Professionals-Programme/1177452801/ |
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リスク部門 | |
政策・パートナーシップ部門 | |
人事・組織開発部門 | |
○ | 期間 |
2025年9月から24ヶ月。 | |
○ | 勤務地 |
EBRD本部またはEBRD地域事務所。 | |
○ | 応募資格 |
関連分野等での学位(最近の取得)。 |
※ EBRDの採用情報全般につきましては、こちらのEBRDウェブサイトをご参照ください。IPPに関する情報は、同サイト内の「Early Career Opportunities」に記載がございます。お問い合わせは、EBRD(IPP@ebrd.com)へお願いいたします。また、EBRD東京事務所フェイスブックもご利用ください。
欧州復興開発銀行(EBRD)とは
欧州復興開発銀行(EBRD:European Bank for Reconstruction and Development)は、中東欧諸国における市場指向型経済への移行並びに民間及び企業家の自発的活動を支援するために1991年3月に設立された国際開発金融機関です。
EBRDの加盟国は75ヶ国と2機関(欧州連合(EU:European Union)及び欧州投資銀行(EIB:European Investment Bank))であり、支援対象国は中東欧の旧社会主義国及び旧ソ連構成国、ギリシャ、中東・北アフリカ諸国(トルコ・エジプト・ヨルダン・モロッコ・チュニジア・レバノン)、モンゴルの38ヶ国・地域です(2025年3月現在)。
EBRDの詳細につきましては、EBRDホームページもご参照ください。