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7か国財務大臣・中央銀行総裁会議(G7)

 G7財務大臣・中央銀行総裁会議は、G7サミット参加7か国間でインフレなき経済成長の促進や為替相場の安定等を図るための政策協調の場として、1986年の東京サミットにおいて設立が合意され、第1回会合は1986年9月にワシントンD.C.で開催されました。

 G7では、世界経済、メンバー国のマクロ経済・財政政策や金融規制、国際通貨システムに関する議論のほか、途上国開発支援や国際保健、気候変動対策等の幅広い政策課題について議論が行われています。

 G7の議長はメンバー国が毎年持ち回りで務めています。会合は、議長国の都市での開催に加え、IMF・世銀総会の機会等を捉えて毎年複数回対面で開催されているほか、国際金融・経済に大きな影響を与える出来事が発生した際にオンライン等で緊急に集まり対応を協議することもあります。また、代理級の会合や作業部会等も開催されており、年間を通じて常時、緊密な意思疎通・議論が行われています。G7の議論の成果は共同声明等を通じて公表されています。

 なお、日本は、最近では2023年に議長国を務め、同年5月には新潟において大臣・総裁級会合を開催しました。

 G7のメンバーは、日本、米国、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの7か国の財務大臣及び中央銀行総裁です。これに加え、欧州委員会(EC)委員、欧州中央銀行(ECB)総裁、ユーログループ議長(2004年まではユーログループ議長国の財務大臣が出席したが、常任議長の新設に伴い、2005年からユーログループ議長が出席。)が出席しているほか、IMF専務理事、世界銀行総裁など、国際機関のヘッドも招待されています。

2023年5月に日本議長下で新潟にて開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議

2023年5月に日本議長下で新潟にて開催されたG7財務大臣・中央銀行総裁会議


過去の声明等

令和6年(2024年)



>>令和2年(2020年)以前の声明はこちら(国立国会図書館にリンク)新しいウィンドウで開きます


報道発表等