鈴木財務大臣兼金融担当大臣のスリランカ訪問(令和6年1月11日~12日)
- 鈴木大臣とウィクラマシンハ大統領兼財務大臣との面会等
令和6年1月11日(木)、鈴木大臣は、スリランカ・コロンボにおいて、ラニル・ウィクラマシンハ大統領兼財務大臣と面会を行いました。同大統領からは「令和6年能登半島地震」に関して温かいお見舞いのメッセージをいただくとともに、昨年11月末に基本合意に至った債務再編の着実な進展に向けた議論のほか、これまで開発協力や技術支援等を通じて進めてきた同国との協力関係のさらなる強化のため意見交換も実施しました。
また、鈴木大臣はアリ・サブリー外務大臣、マヒンダ・ヤパ・アベイワルダナ国会議長、サジット・プレマダーサ野党リーダーといった政治リーダーとの意見交換も行い、相互の理解と信頼関係を深めました。
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アリ・サブリー外相
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マヒンダ・ヤパ・アベイワルダナ国会議長
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サジット・プレマダーサ野党リーダー
- 鈴木大臣とスリランカの支援機関及び現地日本企業等関係者との意見交換会
1月12日(金)、鈴木大臣は、スリランカ・スリジャヤワルダナプラコッテにおいて、同国におけるJICAや世界銀行及び国際連合開発計画といった支援機関並びに現地日系企業等関係者との意見交換会を実施しました。意見交換会では、各機関の援助状況や、スリランカにおけるビジネス環境と課題等について議論が行われました。
- その他
鈴木大臣は、日本が円借款を供与してきたバンダラナイケ国際空港やコロンボ港等のODA関連施設の視察を行いました。また、両国のIT企業が共同出資して設立したスリランカ初の日系大学であるLNBTI(Lanka Nippon BizTech Institute)を訪問し、日本の言語・文化・商慣行に関する知識を持った高度IT人材の育成の現場を見学するとともに、学長や学生と日本語での意見交換を行いました。なお、LNBTIのスタッフ及び学生からは、「令和6年能登半島地震」の被害に対してお見舞いのメッセージと災害義援金の寄付をいただきました。