報 道 発 表
平成20年11月18日
財務省
偽造100円白銅貨幣について
独立行政法人造幣局(以下、「造幣局」という。)より、偽造の疑いのある100円白銅貨幣の鑑定結果について報告を受けました。
以下の特徴を有する不審な貨幣を見つけた時には、ただちにお近くの警察、または日本銀行までお知らせ下さい。
○ 偽造貨幣の特徴
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・年 銘 … 昭和63年銘。 ・材 質 … 銅、ニッケルの合金であるが真貨と成分割合が異なるものが多い。 ・量 目 … ほとんどのものが、真貨よりやや軽い。 ・ 色 … 真貨と比べやや光沢がない。 ・表裏の模様 … 全体的に模様や文字は彫が浅く、シャープさに欠ける。
また、文字や模様の一部が不鮮明である。・表面の状態 … 直線状の線キズがある。 ・周囲のギザ … 真貨に比べ角張り、手触り感が異なる。 (注)自動販売機の判別機能の程度にもよるが、中には自動販売機を通るものもあると考えられる。
(参考) 経緯
10月18日、岡山県倉敷市内にて偽造100円白銅貨幣行使事件が発生。
同月28日、岡山県警が犯人1人を逮捕、偽造の疑いのある貨幣約100枚を押収した。
これらの貨幣のうち28枚について、11月11日より造幣局が真偽鑑定を行った結果、いずれも偽造貨幣であることが判明し、同月17日、財務省に報告があった。
※造幣局からの鑑定結果資料 222kb
連絡・問い合わせ先 財務省 理財局 国庫課 通貨企画調整室 通貨企画係 TEL 03-3581-4111(代表)内線 5765 |