令和元年6月18日
財務省
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣
(第三次発行分)を発行します
財務省は、2020年に開催される東京オリンピック競技大会及び東京パラリンピック競技大会を記念する貨幣を、大会開催直前までに、4回に分けて37種類発行することとしており、その第三次発行分として、一万円金貨幣(1種類)、千円銀貨幣(4種類)及び百円クラッド貨幣(5種類)の計10種類の図柄を以下のとおり決定し、別紙の要領で発行することとしました。
競技大会名 | 東京オリンピック競技大会 | ||
---|---|---|---|
貨幣の種類 | 一万円金貨幣 | 千円銀貨幣 | 百円クラッド貨幣 |
図柄 (表面) | ![]() 「勝利」(野見宿禰像)と「栄光」(ギリシャの女神像)と「心技体」 | ![]() 体操 | ![]() アーチェリー |
― | ![]() 柔道 | ![]() カヌー | |
― | ![]() 卓球 | ![]() 自転車競技 | |
図柄 ※千円銀貨幣、百円クラッド貨幣は共通裏面 (注2) | ![]() 東京2020オリンピック | ![]() 東京2020オリンピック | ![]() 東京2020オリンピック |
競技大会名 | 東京パラリンピック競技大会 | ||
---|---|---|---|
貨幣の種類 | 一万円金貨幣 | 千円銀貨幣 | 百円クラッド貨幣 |
図柄 (表面) | (第三次発行分では 発行せず) | ![]() 車いすテニス | ![]() アーチェリー |
― | ![]() 陸上競技 | ||
図柄 ※百円クラッド貨幣は共通裏面 (注2) | ![]() 東京2020パラリンピック | ![]() 東京2020パラリンピック |
(注1)本記念貨幣の実際の直径は、一万円金貨幣は26ミリメートル、千円銀貨幣は40ミリメートル、百円クラッド貨幣は22.6ミリメートルです。
(注2)千円銀貨幣裏面の年銘について、造幣局における製造スケジュールを踏まえ、表面図柄が「体操」及び「柔道」は『令和元年』、「卓球」及び「車いすテニス」は『令和2年』となる予定です。
(注3)クラッド貨幣とは、異なる種類の金属板をサンドイッチ状に重ね合わせる「クラッド技術」を用いた貨幣です。
(注4)図柄の詳細については、参考1~10をご覧ください。
(販売・申込方法等に係る確認・問い合わせ先について)
〇一万円金貨幣及び千円銀貨幣は、金融機関等の窓口における引換えは行わず、独立行政法人造幣局からの通信販売となります。
〇申込受付期間は2019年11月1日(金)から3週間程度です。申込方法等の詳細については、2019年10月31日(木)17時以降、造幣局のウェブサイト(https://www.mint.go.jp/)において公表予定です。
〇販売・申込方法等に関する問い合わせ先(2019年10月31日(木)17時以降)造幣局ハローダイヤル(電話:050-5548-8686・受付時間午前8時から午後9時、年中無休)
〇百円クラッド貨幣は、金融機関等の窓口において額面価格により引換を行います。引換開始日等の詳細は、2019年12月頃、財務省から公表予定です。
問い合わせ先
理財局国庫課通貨企画調整室通貨企画係
電話(代表)03-3581-4111内線 2556・5238
(別 紙)
貨幣の種類 | 一万円金貨幣 | 千円銀貨幣 | 百円クラッド貨幣 | |
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額面 | 一万円 | 千円 | 百円 | |
素材 | 金 | 銀 | 白銅及び銅 | |
品位 | 純金 | 純銀 | 銅87.5%、 | |
量目 | 15.6グラム | 31.1グラム | 4.8グラム | |
直径 | 26ミリメートル | 40ミリメートル | 22.6ミリメートル | |
彩色 | - | 東京オリンピック競技大会 | 東京パラリンピック競技大会 | - |
白色、黒色、青色、青紫色、赤色、 | 白色、青色、青紫色、赤色及び緑色 | |||
その他の特徴 | 斜めギザ等 | 斜めギザ、潜像 等 | 斜めギザ等 | |
発行枚数 | 4万枚 | 各10万枚 | 各394.8万枚 | |
申込予定時期 | 2019年11月1日(金)から3週間程度 | - | ||
引換予定時期 | - | 2020年1月頃 ※引換開始日等は財務省から2019年12月頃発表予定 | ||
販売価格 | 122,223円 | 9,676円 | - |
(注1)一万円金貨幣及び千円銀貨幣は、素材に貴金属を使用し特殊な技術を用いて製造されることから、貨幣の製造等に要する費用が額面価格を上回る、プレミアム型の記念貨幣です。
(注2)千円銀貨幣の潜像については、東京オリンピックを記念する貨幣と東京パラリンピックを記念する貨幣とで見え方が異なります。それぞれの潜像の詳細については、千円銀貨幣の参考資料(参考2~4及び8)をご覧ください。
(注3)百円クラッド貨幣の側面の斜めギザについては、手で触れることによって、東京オリンピックを記念する貨幣と東京パラリンピックを記念する貨幣を識別できるよう、東京オリンピックを記念する貨幣についてはギザの間隔を狭く、東京パラリンピックを記念する貨幣についてはギザの間隔を広くしています。
(注4)一万円金貨幣及び千円銀貨幣は、独立行政法人造幣局からの通信販売となります。百円クラッド貨幣は、取扱金融機関の窓口において額面価格により引換えを行います。
(注5)一万円金貨幣及び千円銀貨幣の販売価格(税込)は、2020年3月以降の商品発送となるため、2019年10月1日からの消費税率引上げに伴う価格としています。