令和3年10月1日
財務省
新しい五百円貨幣の発行開始日について
偽造抵抗力強化の観点から素材等を変更して発行する新しい五百円貨幣については、本年11月1日(月)より発行(日本銀行から金融機関への支払)が開始されます。
なお、現在流通している五百円貨幣は、新しい五百円貨幣の発行が開始された後においても、引き続き通用します。
(注)新しい五百円貨幣は、本年度(令和3年度)は2億枚の発行を予定しており、今後、徐々に流通量が増加していく見込みです。
この報道発表に関する問い合わせ先
理財局国庫課通貨企画調整室通貨管理係
電話(代表)03-3581-4111内線5765
◎現行の五百円貨幣は、新しい五百円貨幣が発行されたあとも、引き続き通用します。
◎「現行の五百円貨幣が使えなくなる」などを騙った詐欺行為(振り込め詐欺など)にご注意ください。
(参考)
新しい五百円貨幣の図柄等について
図柄 |
![]() |
![]() |
---|---|---|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 | |
品位 | 千分中銅750、亜鉛125、ニッケル125 | |
量目 | 7.1グラム | |
直径 | 26.5ミリメートル |
-
新たな偽造防止技術(別紙)
-
素材に新規技術であるバイカラー・クラッド(二色三層構造)を導入
-
貨幣の縁に、新たに「異形(いけい)斜めギザ」を導入※
-
貨幣の縁の内側に、新たに微細文字を加工
※斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初。
(別紙)
新たな偽造防止技術について(新しい五百円貨幣)
1.素材に新規技術であるバイカラー・クラッド(二色三層構造)を導入

2.貨幣の縁に、新たに「異形(いけい)斜めギザ」を導入

- 斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初。
3.貨幣の縁の内側に、新たに微細文字を加工
