財務省では、日本国債に係る国内外投資家との関係強化の取組(IR:Investor Relations)を実施しています。
平成17年より海外IRの取組を開始し、海外投資家を含む国債保有者層の多様化を通じて、国債市場の安定を図るとともに、投資家のニーズに即した情報を正確かつタイムリーに提供することで、長期安定的な国債保有を促進しています。さらに、平成26年7月、理財局国債企画課内に国債政策情報室を設置し、調査・分析部門と連携しながら、より一層効果的かつ効率的なIR活動を行えるよう、情報発信体制を強化してきました。
令和6年2月より発行を開始した「クライメート・トランジション利付国債」を含めた日本国債のさらなる保有促進に向け、オンラインも活用しながら、個別面談の実施やセミナーへの登壇等、国内外におけるIR活動に積極的に取り組んでいます。