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報道発表

令和3年4月8日

財務省

令和3年2月中 国際収支状況(速報)の概要

T経常収支

経常収支の内訳
前年同月比
貿易・サービス収支4,485億円▲6,451億円(黒字幅縮小)
貿易収支5,242億円▲8,393億円(黒字幅縮小)
輸出6兆752億円▲2,552億円(▲4.0%減少)
輸入5兆5,510億円+5,841億円(+11.8%増加)
サービス収支▲757億円+1,942億円(赤字幅縮小)
第一次所得収支2兆6,311億円+5,270億円(黒字幅拡大)
第二次所得収支▲1,627億円▲256億円(赤字幅拡大)
経常収支2兆9,169億円▲1,436億円(黒字幅縮小)

「経常収支」は、「貿易収支」が黒字幅を縮小したこと等から、黒字幅を縮小した。

1.貿易・サービス収支:4,485億円の黒字(前年同月比▲6,451億円黒字幅縮小)

「貿易収支」が黒字幅を縮小したことから、「貿易・サービス収支」は黒字幅を縮小した。

(1) 貿易収支:5,242億円の黒字(前年同月比▲8,393億円黒字幅縮小)

輸出額が減少し、輸入額が増加したことから、「貿易収支」は黒字幅を縮小した。

  1. 出:6兆752億円(前年同月比▲2,552億円[▲4.0%]減少、3か月ぶりの減少)

  2. 入:5兆5,510億円(前年同月比+5,841億円[+11.8%]増加、22か月ぶりの増加)

[参考1]令和3年2月分貿易統計(通関ベース:財務省関税局3月30日付公表)

(1) 輸出:6兆382億円(確報値:前年同月比▲2,815億円[▲4.5%]減少、数量:同▲4.3%減少、価格:同▲0.1%減少)

  1. 「商品別」では、自動車(同▲1,273億円[▲12.9%] 、数量:同▲14.4%)、鉱物性燃料(同▲414億円[▲40.6%] )、船舶(同▲367億円[▲27.5%] 、数量:同▲23.2%)等が減少。

  2. 「主要地域別」では、対北米(同▲1,866億円[▲13.8%])等が減少。

(2) 輸入:5兆8,224億円(9桁速報値:前年同月比+6,157億円[+11.8%]増加、数量:同+22.0%増加、価格:同▲8.3%減少)

  1. 「商品別」では、通信機(同+919億円[+63.9%])、衣類・同付属品(同+813億円[+54.2%])等が増加。

  2. 「主要地域別」では、対アジア(同+7,928億円[+36.9%])等が増加。

[参考2]原油価格(価格は石油連盟資料による、前年同月比は財務省で算出)

  1. ドルベース:55.80米ドル/バレル(前年同月比▲21.0%)

  2. 円ベース:36,644円/キロリットル(前年同月比▲24.7%)

(2) サービス収支:▲757億円の赤字(前年同月比+1,942億円赤字幅縮小)

「その他サービス収支」が赤字幅を縮小したこと等から、「サービス収支」は赤字幅を縮小した。

[参考3]訪日外国人旅行者数(2月):7,400人(前年同月比▲99.3%)

出国日本人数(2月):24,800人(前年同月比▲98.1%)

(出典:日本政府観光局(JNTO))

2.第一次所得収支:2兆6,311億円の黒字(前年同月比+5,270億円黒字幅拡大)

「直接投資収益」が黒字幅を拡大したこと等から、「第一次所得収支」は黒字幅を拡大した。

経常収支の推移
経常収支の推移(季節調整値)

U金融収支

金融収支の内訳
2月
直接投資1兆1,738億円1兆6,704億円
証券投資▲1兆8,794億円▲6兆3,354億円
株式・投資ファンド持分▲1兆3,634億円▲1兆1,191億円
中長期債▲1兆2,182億円1兆4,225億円
短期債7,021億円▲6兆6,387億円
金融派生商品2,458億円333億円
その他投資1兆5,286億円5兆2,824億円
外貨準備5,773億円2,669億円
金融収支1兆6,461億円9,177億円

「その他投資」において純資産が増加したこと等から、「金融収支」は純資産が1兆6,461億円増加した。

1.金融収支・資産(居住者による投資)

(1) 対外直接投資:1兆3,031億円の資産増

本邦企業による海外関連会社への貸付等がみられ、資産増(実行超)となった。

(2) 対外株式・投資ファンド持分投資:▲1兆2,132億円の資産減

信託銀行(信託勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

(3) 対外中長期債投資:▲2兆1,333億円の資産減

銀行等(銀行勘定)が売り越しとなったこと等から、資産減(処分超)となった。

2.金融収支・負債(非居住者からの投資)

(1) 対内直接投資:1,293億円の負債増

海外親会社による本邦子会社への出資等がみられ、負債増(実行超)となった。

(2) 対内株式・投資ファンド持分投資:1,501億円の負債増

輸送用機器等の業種において買い越しとなったことから、負債増(取得超)となった。

(3) 対内中長期債投資:▲9,151億円の負債減

中長期国債が売り越しとなったこと等から、負債減(処分超)となった。

[参考4]ドル・円相場(インターバンク直物相場・東京市場中心値の月中平均レート)

105.36円/米ドル(前年同月:109.96円/米ドル、前年同月比4.2%の円高)

ユーロ・円相場(インターバンク直物相場・東京市場17:00現在レートの月中平均レート)

127.42円/ユーロ(前年同月:119.98円/ユーロ、前年同月比6.2%の円安)

問い合わせ先

国際局為替市場課
 電話03-3581-4111 内線2860、2888