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ODAの定義

開発途上国の経済発展を支援することを一般に「経済協力」と呼んでいるが、これは開発途上国への資金の流れという観点から、政府開発援助(Official Development Assistance:ODA)、その他の政府資金(Other Official Flows:OOF)、民間資金(Private Flows:PF)、民間非営利団体による贈与に分類出来る。

このうちODAとは、次の3つの要件を満たす資金の流れを示す。

  • ○ 政府ないし政府の実施機関によって供与されるものであること。

  • ○ 開発途上国の経済開発や福祉の向上に寄与することを主たる目的としていること。

  • ○ 資金協力については、その供与条件が開発途上国にとって重い負担にならないようになっており、グラント・エレメント(G.E.)* が25%以上であること。

    • * 貸付条件の緩和度を示す指標。金利が低く、融資期間が長いほど、グラント・エレメントは高くなり、借入人(開発途上国)にとって有利であることを示す。例えば、贈与のグラント・エレメントは100%。なお、ODA として認められるのは、グラント・エレメント25%以上。

ODAは、資金の流れから二国間援助(bilateral development assistance)と多国間援助(multilateral development assistance)に分類される。二国間援助は形態別には贈与と円借款等があり、贈与は無償資金協力と技術協力に分類される。多国間援助とは、国際機関に対する出資・拠出等のことを言う。

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