【答】
新しい紙幣が完成しても、生活に欠かせない自動販売機や銀行のATMなどで使うことができないということでは、国民の皆様に不便をおかけすることになってしまうため、準備期間を十分に確保する必要があるからです。
そこで、紙幣の改刷については、
- 国立印刷局における製造に向けた準備や実際の印刷作業等に約2年半、
- その後、自動販売機やATMなどの開発・改修等、民間における準備に約2年半
の期間が必要になると見込んで、5年後の2024年度上期を目途(※)に発行する旨を2019年4月に公表しました。
(※)その後、発行開始時期については、2023年6月に「2024年7月前半」とする旨、同年12月に「2024年7月3日」とする旨を公表しました。