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国債投資家懇談会(第89回)議事の要点

 

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日時 令和4年10月25日(火)10:30~11:50

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場所 財務省 第3特別会議室

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内容 令和4年度第2次補正予算に伴う国債発行計画について

<参加者からの主な意見>

・T-Billはキャッシュの置き場所にしやすく、増発余地がある。

・金利がプラスになってきた2年債、5年債については、増発余地がある。

・増発可能なゾーンを考えると、20年債~40年債は流動性が低い。他方、2年債、5年債、10年債であれば、流動性が保たれており、増発してもリスクは少ない。

・マーケットのボラティリティの高さに鑑みるに、今回の補正予算に係る増発については、流動性が一定程度確保される10年以下の年限が短いゾーンでの対応が望ましいのではないか。

・10年債以下については、相応に購入余力がある。

・超長期ゾーンへの投資余力は引き続きあるが、昨今の金利の変動の状況などに鑑みると、増発という言葉はネガティブに働く可能性もあるので、慎重に対応いただきたい。

・金利上昇のタイミングでは、段階的に利回りの高い中長期債を購入していくイメージをしている。

・イギリスを他山の石としつつ、財政規律を保って信認を得ていくべき。


 

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問い合わせ先

財務省 理財局 国債業務課 市場総括係
電話 代表 03-3581-4111 内線 5700